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昨日(21日)は4月としては記録的な高温となった北海道ですが、今日(22日)は一気に季節が後ろに戻りました。オホーツク海側を中心に昨日より大幅に気温が低くなり、日中の気温差が20度以上という地点も出ています。
また、昨日は最高気温が25.4度まで上がった網走地方の斜里町宇登呂では、今朝の最低気温が-0.5度。最高気温25度以上の夏日の翌日が、最低気温0度未満の冬日となりました。

昼間の気温差23度!

昨日は北海道の北側を前線を伴った低気圧が通過したため、南から強い暖気が流れ込みました。
風が山を越えることでさらに気温が上がるフェーン現象も加わり、網走では4月としては統計史上3番目に高い27.6度となるなど、道内22地点で25度以上を観測。道内で今年初の夏日となりました。
しかし、今日は一転して気温が低く、網走は午後1時の気温が3.0度と、昨日の26.5度から23度以上も下がりました。網走地方の斜里町宇登呂では、昨日は25.4度まで上がる夏日となりましたが、今日は朝の最低気温が-0.5度と冬日になっています。
札幌でも昨日の最高気温は24.5度まで上がったのに対し、今日は午後3時までで12.6度までしか上がらず、12度ほど低い気温となりました。
各地で一気に季節が逆戻りする気温変化となっています。

今週は再び気温上昇

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この先一週間の見通しを見ると、25日水曜日頃までは平年並みの気温の所が多くなりますが、その後は再び平年より気温が高くなりそうです。最高気温20度以上の日もあり、6月並みの初夏の陽気となる所もある見込み。
今週はサクラ前線も北海道へと上陸する予想となっており、季節は春本番へと再び加速していきそうです。