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きょう28日、関東地方はPM2.5の濃度が高めで、都心の空は霞んでいます。

かすむ空

きょう28日は、関東地方でPM2.5の濃度が高めとなっています。特に東京湾周辺で高い値となっており、午前10時の測定値は、神奈川県内の小川町交差点82、国設川崎79、東京都内の品川区八潮79、大田区東糀谷74、千葉県内の成田花崎(車)と真砂公園76です。(単位はμg/m3)
※環境省の微小粒子状物質に係る環境基準では、1年平均値が15μg/m3以下であり、かつ、1日平均値が35μg/m3以下となっています。なお、測定値は速報値のため、後日修正されることがあります。

今後の濃度は

環境省などの調査によると、国内では冬から春にかけてPM2.5の濃度が高くなりやすいことが分かっています。また、移動性高気圧に覆われるときに高くなる傾向がみられます。あすにかけても関東地方では南部を中心にPM2.5の濃度が高めに推移する可能性があります。

対策は

PM2.5の濃度が暫定的な指針となる値を超えた場合、その吸入を減らすため、屋外での長時間の激しい運動や外出をできるだけ減らすこと、外出時はマスクを適切に着用すること、換気や窓の開閉を必要最小限にすることが有効だと言われています。また、PM2.5は粒子が小さく、呼吸器系や循環器系の疾患をもつ方、子ども、高齢者は影響を受けやすい可能性があります。普段から健康管理を心がけるとともに、体調の変化に注意するなど、慎重に行動することが大切です。
tenki.jpでは、日々のPM2.5の予測結果を公開し、分布予測を発表しています。PM2.5の濃度予測は風の流れなどにより、変わる可能性がありますので、天気予報と同様、最新の予測をご確認ください。