クリスマスの後、北陸から北の日本海側は、雪の降る日が多いでしょう。太平洋側や西日本は、晴れる日が多くなりそうです。

クリスマス以降、低気圧が急発達

24日は、低気圧が日本海を東に進み、北日本に近づくでしょう。また、本州の南には前線が発生する見込みです。この低気圧や前線に向かって、南から暖かく湿った空気が流れ込みます。25日には、低気圧が急速に発達しながらオホーツク海に進み、日本付近は次第に冬型の気圧配置になるでしょう。その後も冬型の気圧配置が続き、28日にかけて上空に強い寒気が流れ込む見込みです。

北日本は荒れた天気に警戒

クリスマスの後は、冬の嵐に変わります。北陸から北の日本海側を中心に、雪の降る日が多いでしょう。北海道や東北では27日にかけて荒れた天気となり、暴風や大しけ、大雪となる恐れがあります。猛ふぶきになることもあるでしょう。交通機関に影響が出る可能性もありますので、警戒が必要です。なだれにも注意して下さい。旅行や帰省の予定がある方は、最新情報を確認して、十分にお気を付け下さい。
北海道と東北の太平洋側、それに関東から西の各地は、晴れる所が多いでしょう。季節風が強まるため、お庭やベランダなどの掃除は、高気圧に覆われる29日から30日頃にした方が良いかもしれません。天気と相談して大掃除を済ませましょう。また空気が乾燥しますので、こまめに手洗いやうがいをするなど、体調管理にもお気を付け下さい。

年末の寒さのピークは

上空に強い寒気が流れ込む26日から28日頃にかけてが、年末の寒さのピーク。北海道では最高気温が氷点下の「真冬日」の所が多くなりそうです。東北や関東から西の各地も、最高気温が10度に届かず、寒さが厳しいでしょう。季節風が強めに吹いて、体感温度はより一層低くなりそうです。お年賀のお買い物は暖かい服装で。今年も残りわずかです。元気に新年を迎えたいですね。