この先も、全国で寒さが厳しく、真冬並みの所が多い。11日(月)から12日(火)は、発達する低気圧や強い寒気の影響で、北日本を中心に荒れた天気となる恐れ。

あすの天気

あす9日、日本付近は冬型の気圧配置に。日本海側は雪で、晴れる太平洋側も風の冷たさが身に染みるでしょう。
【各地の天気】
北海道と東北は日本海側を中心に雪。西寄りの風が強めに吹いて、ふぶいて見通しの悪くなる所もあるでしょう。
北陸は雨や雪が降ったり止んだり。朝晩は平地も雪で、積もる所もありそうです。
関東甲信と東海はおおむね晴れるでしょう。ただ、群馬から長野、岐阜にかけての山沿いは雪が降る見込みです。
近畿と中国地方は、午前中は雲が多いでしょう。日本海側は雪で、平地も積雪や凍結に注意が必要です。太平洋側でも弱い雨が降ったり、雪の舞う所があるでしょう。午後は晴れてきそうです。
四国も、朝までは所々に雨雲や雪雲が流れ込み、峠は路面の凍結する所もありそうです。昼頃から次第に晴れるでしょう。
九州は晴れる見込みです。
沖縄は雲が多いですが、日の差すこともあるでしょう。
朝の最低気温は今朝より低く、関東から西で3度前後と霜が降りる程でしょう。日中も気温はあまり上がりません。北海道は一日中氷点下の所がほとんどで、東北は5度前後、北陸も10度に届かないでしょう。関東から西も10度前後までしか上がらない所が多い見込みです。
全国的に冷たい風がやや強く吹くので、体感温度はさらに下がるでしょう。

あさって以降の天気

10日(日)は低気圧が日本海を東へ進みます。この低気圧に向かうように南風が吹くので、気温は土曜日に比べるとやや高くなり(それでも、ほぼ平年並みですが…)、寒さは少~~しだけ和らぎそうです。北海道は湿った雪で、東北や北陸から山陰にかけては雨となるでしょう。関東から西の太平洋側は日差しがありそうです。
11日(月)は低気圧(10日に日本海を進むもの)が発達しながら北海道付近を通過し、12日にかけて冬型の気圧配置が強まります。北海道と東北は日本海側を中心に雪で、風も強く、ふぶく所もあるでしょう。低気圧の発達の度合いによっては、猛吹雪となる所もありそうです。また、月曜日の前半は気温が高めで湿った重い雪が降り、電線への着雪の影響で停電が発生することも考えられます。北陸から山陰にかけても雨から次第に雪になり、風も強まります。
その先も、日本海側は雪や冷たい雨。晴れる太平洋側も寒さが厳しく、関東から西も10度に届かない所が多いでしょう。体調管理を万全になさってください。風邪やインフルエンザにかからないよう、こまめに手洗いやうがいをしましょう。年末に向け、仕事などが忙しくなる時期ですが、免疫力を落とさないよう、出来るだけ睡眠をしっかりとって、バランスの良い食生活を心がけてください。