あす25日(日)は、全国的に雨で、九州から東海では滝のような雨の所も。関東も午前中は本降りとなりそうです。

25日(日)午前9時~12時 分布予報
25日(日)午前9時~12時 分布予報

日曜 非常に激しい雨の恐れ

梅雨前線の活動が再び活発になります。25日(日)は九州から北海道まで広く雨で、九州から東海では、太平洋側を中心に1時間に50ミリ以上の非常に激しい雨の所も。先日、21日(水)の夏至に記録的な大雨となった和歌山県や静岡県などでも雨量が多くなる予想です。まだ、地盤が緩んでいる所では少しの雨でも土砂災害の危険が高くなるため一層の警戒が必要です。関東も午前中は神奈川や千葉など南部を中心に本降りとなりそうです。

各地の詳しい天気

【九州・中国・四国】24日(土)夕方から非常に激しい雨の恐れ。雨は強弱を繰り返しますが、25日(日)の昼過ぎにかけて雷を伴い非常に激しい雨の所があります。25日(日)午後6時までの24時間に多い所で九州南部や四国では200ミリの雨が予想されていますが、その後も雨が続くため更に雨量が増える見込みです。一日の雨量が100ミリを超えると土砂災害の危険が高まると言われています。今後の雨の降り方に注意・警戒が必要です。
【近畿】雨のピークは25日(日)の明け方から朝。日中はいったん小康状態となりますが油断禁物です。夕方からは再び太平洋側を中心に活発な雨雲がかかる所がありそうです。25日(日)午後6時までの24時間に多い所200ミリの雨が予想されています。21日(水)夏至に和歌山県西川(和歌山県の白浜の近く)では、たった一日で400ミリ以上の記録的な雨(ほぼ6月1か月分雨量に相当)となりました。地盤が緩んでいる所に再び大雨が予想されるため、土砂災害など一層の警戒が必要です。
【東海】25日(日)の朝が雨のピークです。雷を伴い、バケツをひっくり返したような激しい雨の所があるでしょう。日中はいったん雨のやむ所もありますが、夜は再び雨が降りやすいでしょう。25日(日)午後6時までの24時間に多い所120ミリの雨が予想されています。
【関東】神奈川など南部を中心に午前中は本降りの雨。午後は雨がやむ時間が長い所もありますが、お出かけには雨具があると安心です。
【東北】仙台など太平洋側は所々で雨。秋田など日本海側は日の差す所もありますが、雲が広がりやすい一日に。
【北海道】梅雨のない北海道ですが、25日(日)は別の低気圧の影響で広く雨となるでしょう。

これから本州は梅雨本番

沖縄は夏空が続きます。沖縄は6月22日(木)ごろ梅雨明けしましたが、「梅雨明け10日」と言われるように、この先はしばらくギラギラの夏空が続きます。奄美の梅雨明けも、秒読みです。沖縄で梅雨が明けると、本州付近は梅雨本番に。この先1週間は、梅雨前線は本州付近に停滞します。雨の降り方に注意が必要です。