7日(日)は、日本付近は高気圧に覆われて晴れる所が多くなりそうです。大型連休最終日、旅行帰りの洗濯物を一気に片づけたい所ですが、黄砂の飛来に注意が必要です。

GW最終日は全国的に日差し届く

長い方で9日間続いた大型連休も、いよいよあす(7日)が最終日。旅行に行かれた方、帰省して故郷で過ごされた方、いつも通りお仕事だった方も、しっかりと体を休めて週明けに備えましょう。
連休最終日のあす(7日)は、前線が日本の東海上に離れて、日本付近は次第に高気圧に覆われる見込みです。北海道には、沿海州から発達した低気圧が近づくでしょう。
全国のポイントです。
【北海道】
日差しが届く時間もありますが、昼頃までは所々で雨が降り、雷を伴うこともありそうです。季節外れの暑さは一段落し、日中の気温は平年並みの所が多くなる見込みです。
【東北~九州】
高気圧に覆われて晴れる所がほとんどでしょう。茨城県の沿岸部では、夕方から夜にかけて弱い雨の降る所もありますが、長く降り続くことはない見込みです。日中の気温はきょう(6日)と同じか高くなりそうです。日差しもたっぷり届きますので、屋外で活動される場合は、こまめな水分補給と適度な塩分補給で熱中症にお気をつけ下さい。
【沖縄】
前線の影響で、雲が多くなりそうです。朝までは、雨で雷を伴うこともあるでしょう。日中は雲が多くなりますが、薄日が差すこともありそうです。日中の気温は平年並みでしょう。

7日は全国的に黄砂飛来

きょう(6日)午前、島根県松江市で黄砂が観測されたのに続き、午後は広島市や福岡市など、西日本の日本海側を中心に黄砂を観測し、今年初の黄砂飛来となりました。
あす(7日)にかけて黄砂は全国の広い範囲に飛来して、視程が10キロ未満となる見込みです。場所によっては5キロ未満になる恐れもあります。車を運転する方は、見通しが悪くなることもありますので十分にご注意下さい。旅行帰りの方などは洗濯をまとめて済ませたい所だと思いますが、洗濯物を外に干すと黄砂が付着する可能性もあります。気になる方は、部屋干しをした方が良いでしょう。
※視程とは、水平方向で見通しの効く距離のことです。