きょう(4日)の九州は穏やかに晴れて気温がぐんぐん上がりました。きょうの最高気温は本県の人吉市で25.0度まで上がり、夏日になるなど、多くの所で今年一番の陽気となりました。このところの暖かさで、ヒノキ科花粉の飛散が急速に増えています。

九州 ヒノキ科花粉 一気に増加

九州のヒノキ科花粉の飛散は、3月の中ごろから始まりましたが、その後は寒の戻りで気温が低い状態が続いたため、飛散は抑えられていました。しかし4月に入り、きょう(4日)は今シーズン初めて九州で最高気温が25度以上の夏日の所がでるなど、気温の上昇とともに各地で飛散数が急速に増加しています。九州では1平方センチメートルあたり1000個以上と極めて多いヒノキ科花粉の飛散を観測した所も出てきています。九州は今シーズンのヒノキ科花粉のピークに入ったと見られますので、花粉症の方は万全の対策をなさってください。

九州 ヒノキ科花粉のピークは、いつまで?

この春の九州のヒノキ科花粉のピークは、これから4月中旬にかけての見込みです。花粉が飛びやすい日は、晴れて暖かい日です。風が強いとさらに遠くまで花粉が飛んでいきます。春本番の陽気は花粉の飛散に十分な注意が必要です。ヒノキ科花粉のピークは花見の時季と重なりますので、気象情報で天気や気温の変化を把握し、花粉対策を十分に行うようにしましょう。