今週は春めくどころか、強い寒気が度々流れ込み、冬の嵐に。日本海側は大雪に、太平洋側でも積雪に注意が必要な日も。全国的に厳しい寒さになりそうです。

◆寒気流入中

今日(6日)は、関東では日中は気温が上がり、東京などで最高気温が15度くらいまで上がりました。少しずつ強まる日差しに春の気配を感じた方もいらっしゃったかもしれません。ただ、今夜は寒気が流れ込みます。日本海側は今は雨の所も広く雪に変わり、太平洋側も風が冷たく感じられるでしょう。明日(7日)にかけて、冬型の気圧配置が強まり、日本海側は広く雪で、東北ではふぶく所もありそうです。晴れる太平洋側も冷たい北風が吹きつけるでしょう。8日(水)も北海道や東北の日本海側は雪が続く見込みです。

◆週末は西まわりで今シーズン最強レベルの寒気

9日(木)から10日(金)の前半にかけては日本海と本州の南岸沿いを低気圧が進むでしょう。沖縄や九州から東北にかけて広く天気が崩れる見込みです。今のところ西日本や東日本の平地では雨の所が多い予想ですが、関東甲信などで雪となる可能性もありますので、最新の気象情報にご注意下さい。東北の太平洋側では雪が降り、雪の量が多くなる可能性があります。
この低気圧が離れたあと、日本付近は再び強い冬型の気圧配置に。西まわりで、今シーズン最強レベルの強い寒気が流れ込んでくるでしょう。今週末は本州の日本海側は広く雪が降り、九州北部も所々で雪が降りそうです。風も強く、荒れた天気の恐れがあります。東北や東海から西の太平洋側にも所々に雪雲が流れ込み、積雪の恐れも。九州南部でも雪の降る可能性もあります。
今週末は全国的に厳しい寒さになる見込みで、名古屋や大阪、福岡でも最高気温は5度前後しか上がらないでしょう。東京も10度に届かない日が続きそうです。強い北風が寒さに拍車をかけるでしょう。
今週は春めくどころか、季節は真冬に逆戻り。日本海側は大雪の恐れがあり、太平洋側でも積雪の可能性があります。交通機関への影響に注意が必要です。全国的に真冬のような厳しい寒さとなりますので、体調管理にもご注意下さい。