4日(土)の立春は広く晴れて、春を感じさせる暖かさですが、5日(日)は広く雨に。6日(月)以降は冬型の気圧配置が強まり、再び冬の嵐の恐れ。

◆土曜日は束の間の「春」 日曜日は季節戻す「雨」

4日(土)は立春。土曜日は高気圧に覆われて、日本海側も含めて広く晴れ間が広がるでしょう。関東から西では最高気温は3月並みの所が多く、風も穏やかで、春を感じられる所が多くなるでしょう。
ただ、穏やかな陽気は4日だけ。5日(日)は低気圧が発達しながら本州付近を進むため、沖縄や九州から東北にかけて広く天気が崩れるでしょう。寒気の流れ込みはないため、平地では雨の降る所がほとんどとなりそうです。積雪の多い所では雪崩や屋根からの落雪に注意が必要です。沿岸部を中心に本降りの雨となりそうで、お出かけにはあいにくの天気でしょう。ただ、東京では先月10日から0.5ミリ以上の雨が降っておらず、空気がカラカラに乾いていますので、5日の雨で、空気はやっと潤いそうです。

◆月曜日からまた「冬」

低気圧が日本付近を進んだ後、6日(月)からは冬型の気圧配置が強まるでしょう。寒気が流れ込み、北海道と本州の日本海側は広く雪が降る見込みです。大雪や風が強まり、荒れた天気となる恐れがあります。太平洋側は晴れ間が広がりますが、冷たい北風が吹きつけそうです。最高気温は7日(火)と8日(水)は東京や大阪でも10度に届かず、冬の寒さでしょう。
春を思わせる暖かな陽気は土曜日だけ。来週は再び冬の寒さで、まだまだ寒い日が多くなりそうです。そろそろ春の装いを楽しみたいという方もいらっしゃると思いますが、寒さ対策はしっかりなさって、体調を崩さないようお気を付けください。