北日本では低気圧が発達して冬型の気圧配置が強まっています。雪を伴って風が強く吹き、鉄道や高速道路など交通機関に影響の出ている所もあります。

北海道、東北で暴風

北日本では西よりの風が雪を伴って強く吹き、見通しの悪くなっている所があります。きょう、午前11時までに最も強く吹いた地点は北海道日高地方えりも岬で瞬間的に34.2m/sの非常に強い風を観測しました。
このほかにも、
福島県白河で30.9m/s、青森県八戸で30.2m/s、山形県飛島で29.5m/s、秋田県八森で29.4m/s、北海道日高地方浦河で29.3m/sなど、瞬間的に30m/s前後の風が観測されている所があります。
北日本ではこの後も夜にかけて、日本海側の地域を中心に雪を伴って非常に強い風が吹き、海は大しけとなりそうです。

今夜遅くにかけて警戒を

今後予想される最大瞬間風速は
北海道 35m/s、東北 30m/sです。
これは、何かにつかまっていないと立っていられないような強さで、車は通常の速度で運転することが困難になります。
また、海上では波の高い状態が続きます。予想される波の高さは
北海道、東北 6メートルです。
北海道や東北では引き続き暴風や猛ふぶき、海岸付近では高波にも警戒してください。
また、北海道ではこの後も湿った雪が降り、雪の量が多くなる所もありそうです。雪による交通機関の乱れや電線などへの着雪などにもご注意ください。