九州から関東、東北の太平洋側は天気が回復します。気温がぐんと上がり、暖かな陽気になるでしょう。一方、北海道や本州の日本海側は次第に季節風が強まり、風が冷たくなってきそうです。

天気図
天気図

太平洋側は日差しがたっぷり

きょうは低気圧が三陸沖を北東に進み、日本付近は次第に冬型の気圧配置に変わるでしょう。関東から北の太平洋側は、午前中は低気圧や前線の影響を受ける所もありますが、西から次第に晴れ間が広がってくる見込みです。
各地の詳しい天気
★九州は朝から晴れますが、午後は北部は雲が多くなり、雨の降る所があるでしょう。
★中国地方の山陽は、午前中は晴れますが、午後は雲が多くなり、夕方以降は雨の降る所がありそうです。山陰は雲が多く、午後は雨が降ったり止んだりする見込みです。
★四国は朝晩は雲が多いですが、日中は大体晴れるでしょう。
★近畿は朝晩は雲が多く、雨の降る所がありますが、日中は晴れ間が広がる見込みです。
★東海は朝晩は曇りますが、日中は晴れるでしょう。
★関東は昼前まで雨の残る所がありますが、次第に晴れてくるでしょう。
★東北の太平洋側は、日中は晴れ間が広がるでしょう。日本海側は雲が多く、夕方以降は雨か雪が降る見込みです。
★北海道は雲に覆われ、午前中は広く雪が降るでしょう。太平洋側も雪が降りますが、湿った雪のため着雪などにご注意下さい。一方、日本海側は寒気の影響で午後も雪が降ったり止んだりする所があるでしょう。
★沖縄は雲が多いですが、本島地方は晴れ間があるでしょう。北風が次第に強まってくる見込みです。那覇の予想最高気温は27度で、10月下旬並みの予想です。

東北南部から西は暖かい

日中の最高気温は、九州から関東と、東北南部の太平洋側は20度前後まで上がるでしょう。鹿児島23度、福岡や広島、大阪は20度、名古屋21度、東京20度、仙台は17度と、各地で10月中旬から11月上旬並みの所が多い予想です。厚手の上着は必要なさそうです。
北陸は15度前後で、平年より高めですが、日差しが弱いので肌寒く感じられそうです。東北北部はきのうと同じくらいです。秋田12度、青森7度と、平年並みか平年よりやや高い予想です。ただ、冷たい季節風が次第に強まってくるため、風が冷たく感じられそうです。北海道はきのう(21日)と同じか、低くなるでしょう。札幌3度、旭川0度、釧路2度と、12月上旬から中旬並みの寒さになる見込みです。