今朝(15日)は、北海道を寒冷前線が通過中です。その影響で、日高地方には活発な雨雲がかかっています。
午前中は局地的に雷を伴って降り方が強まり、札幌でも朝の通勤時間帯は雨が降りやすいでしょう。
大気の状態が非常に不安定なため、竜巻などの激しい突風を伴う恐れがあります。

雨の中心は道東方面に

今日これからは、昼前後にかけて日高地方にかかる雨雲が、釧路や網走など道東方面にかかり、雨脚が強まるでしょう。札幌では、午前9時ごろには雨はやみますが、午後も雲が広がりやすい見込みです。夜にかけて気温は急降下、札幌の夜の気温は2度くらいとなります。内陸では氷点下の気温となり、路面の凍結する恐れもあります。夜は次第に道北や道央で雪に変わり、木曜日にかけて再び積雪状態となる所もある見込みです。

道北や道央 再び雪の積もる所も

現在、雪の積もっていない稚内や留萌など道北の沿岸や、岩見沢や倶知安など空知や後志地方では、木曜日にかけて、10センチ前後の雪が降るでしょう。再び積雪状態に変わる所もある見込みです。札幌は多くても5センチ程度で、降ってもすぐに解けるでしょう。また、現在も雪の積もっている、旭川など道北の内陸では、木曜日にかけて、多い所で20センチくらいの雪が降ります。路肩の雪山も高くなり、歩行者の方がさらに見えづらくなります。車を運転する方は、注意が必要です。