現在、九州では前線の影響で雨が降りやすくなっており、雷を伴って非常に激しく降っている所もあります。九州ではこの後も雨の降りやすい状態が続くため、雨の量が多くなる所もあるでしょう。

アメダス(降水量)
アメダス(降水量)

九州には西から前線がかかっています。前線に向かって南から暖かく湿った空気が流れ込んでいるため、九州では雨雲が発達しています。現在、雨の降っている所が多く、雷を伴って強く降っている所もあります。
鹿児島県の中甑では午前10時27分までの1時間に57.5ミリの非常に激しい雨が観測され、
長崎県の長浦岳では午前9時49分までの1時間に51.5ミリの非常に激しい雨が観測されました。
このあと、前線や低気圧が東へと進むため、九州では雨の降りやすい天気が続くでしょう。雷を伴って雨が激しく強く降り、雨の量が多くなる所もありますから、土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水などに注意してください。また、強風や落雷にも注意が必要です。
九州はあすも湿った空気の影響を受けますが、次第に日差しの戻る所も多くなりそうです。日曜日には広い範囲で晴れるでしょう。