この先は季節が急加速。今日(21日)は秋本番の空気に入れ替わり、季節はずれの暑さも収まりました。来週も比較的過ごしやすい陽気になりそうですが、再来週は寒気が流れ込みやすくなるでしょう。急な寒さに注意を。

◆ようやく秋本番の気温

昨日(20日)は関東も広く夏日で、10月とは思えない暑さでした。東京の最高気温は27度7分と9月中旬並みで、秋の装いでは汗ばんでしまった方もいらっしゃるかもしれません。一転して、今日(21日)は秋本番の空気に入れ替わっています。日中の気温は20度くらいの所が多く、ようやく秋本番の陽気になりました。
ただ、秋らしいさわやかな陽気は長続きしないでしょう。

◆再来週は急に寒くなる

上の図は最新の1か月予報による気温の予想です。来週にかけて、気温は平年並みか高い見込み。高めとはいっても季節外れの暑さになることはなく、比較的過ごしやすい日が多くなりそうです。東京の最高気温は20度前後の日が多いでしょう。
再来週になると、冬型の気圧配置になり、大陸から寒気が流れ込みやすくなるでしょう。北日本だけでなく、関東にも寒気が流れ込んできそうで、気温は平年より低くなる予想です。平年の東京のこの時期の平均気温は15度くらい(最高気温は19度、最低気温は10度ほど)。関東北部ではさらに低く、宇都宮の平均気温は13度ほど(最高気温は18度ほど、最低気温は8度ほど)。この気温より低くなる可能性が高く、急に寒くなるでしょう。
一般的に外の気温が10度以下、室内の温度が15度以下になると暖房を使い始める人が多くなるといいます。朝晩は暖房を使いたくなる所もあるかもしれません。季節が急に進みますので、暖房器具の点検や厚手の上着の準備を早めにしておくと良さそうです。