31日(水)の午前0時、台風10号「ライオンロック」は、日本海北部で温帯低気圧に変わりました。

台風10号は温帯低気圧に変わりました
台風10号は温帯低気圧に変わりました

日本海で温帯低気圧に

8月19日(金)午後9時に八丈島の東で発生した台風10号は、日本の南海上を西から南よりに進みました。
26日(金)からは向きを東から北東に変えて進み、30日(火)には速度を徐々に上げながら北上。
30日(火)午後6時前に、大型で強い勢力の状態で岩手県の大船渡市付近に上陸しました。
その後、速度をさらに上げて青森県を通過し、午後9時には日本海北部へ出ました。
そして、31日(水)午前0時、台風10号「ライオンロック」は、日本海北部で温帯低気圧に変わりました。
しかし、温帯低気圧になったからといっても油断はできません。
北海道では31日(水)の昼ごろまで雨や雷雨となり、局地的に非常に激しく降るでしょう。
東北を含め、沿岸部では非常に強い風の吹く所がある見込みです。
土砂災害や河川の増水、氾濫、低い土地の浸水、暴風や高波に警戒が必要です。