14日(日)に発生した台風7号は18日(木)頃から本州付近へ大きな影響を及ぼす可能性があります。お盆休み明けは台風の動きに注意。情報の確認は頻繁に、備えは早めに。

二つの台風、日本へ接近の恐れ
二つの台風、日本へ接近の恐れ

台風6号はどんな影響を

台風6号と台風7号が北上しています。二つの台風は日本へ影響を及ぼす可能性があります。
【台風6号】
今夜(14日:日曜)には北海道へ近づく見通しです。
北海道の東部では今夜から雨が降り始め、次第に風も強まるでしょう。
①あす(15日:月曜)にかけて予想される雨の強さ
1時間に50ミリ(北海道の東部)
※滝のように非常に激しく降る
②あす(15日:月曜)の午前6時にかけて予想される総雨量
100ミリ(北海道の東部で多い所)
※午前6時以降も雨が続き、雨量は更に多くなる恐れも。
③あす(15日:月曜)にかけて予想される風の強さ
最大瞬間風速30メートル(北海道の東部)
※何かに掴まらないと立っていられない、看板が落下・飛散したり道路標識が傾いたりするほど。
④あす(15日:月曜)にかけて予想される波の高さ
6メートル
なお、台風6号はあす(15日:月曜)の夕方には、オホーツク海で温帯低気圧に変わる見込みです。

台風7号の動きに注目 今からできる備えは

今朝(14日:日曜)午前3時に発生した台風7号の進路も心配です。
【台風7号】
18日(木曜)頃から本州付近へ近づき、大きな影響を及ぼす可能性があります。
5日先の進路予想図で示される予報円はまだ大きく、進路にぶれがありますが、
今後も台風の動きから目が離せません。
台風への備えは近づく前からしておくのが最善です。今からできることとしては・・・
★最新の台風情報(気象情報)を確認しましょう★
テレビ、ラジオ、インターネット、携帯電話(スマートフォン)などで最新の台風情報(気象情報)を確認し、
いつ頃、どのあたりに進んでくるのか、どんな影響が出始めるのかなどを把握しておきましょう。
※携帯電話(スマートフォン)は電池切れにならないように注意してください。
★避難場所や避難経路を確認しておきましょう★
①自治体から出される避難指示や避難勧告をどのように確認するか把握しておきましょう。
(例えば、防災無線で確認するのか、メールを受信して確認するのか、など・・・)
②避難場所へ行き着くまでの安全な避難経路を確認しておきましょう。
(例えば、川は増水する危険があるため、なるべく川沿いの道を避けた経路を探すとか、夜間は昼間より周囲の状況が把握しづらくなるため、目印になるものをあらかじめ見つけて覚えておくとか・・・)
③浸水や倒木などで避難経路が限定されることもあるため、複数の避難経路を確認しておきましょう。
★非常用持ち出し品の点検をしておきましょう★
①強風で電柱が倒れたり、電線が切れて(夜間に)停電になったりすることもあるため、
懐中電灯を用意し、既に用意している場合は、ちゃんと点灯するか確認しておきましょう。
②断水になった場合に備えて、飲み水や生活用水の確保、備えをしておきましょう。
③避難場所で何日間か過ごすことを考えて、貴重品を含めた非常用持ち出し品の準備や食料などの確保もしておきましょう。