九州は土砂災害に厳重警戒です。中国、四国から関東にかけても局地的に雷雲が発生し、激しく降るでしょう。東北も午前は所々で激しい雨です。沖縄と北海道は晴天でしょう。

7月14日(木)雨の注意点
7月14日(木)雨の注意点

注意点は??

梅雨前線は九州南部に停滞する見込みです。
南から暖かく湿った空気が流れ込み、前線の周辺では大気の状態が非常に不安定になるでしょう。
九州では雨雲が発達して、滝のように非常に激しい雨が降る恐れがあります。
また、中国、四国から関東甲信越にかけても湿った空気が入り、上空には寒気が流れ込むため、
大気の状態が不安定になります。
きょう(14日:木曜日)の注意点は大きく4つ
①九州は大雨による土砂災害の危険性高まる。
②中国、四国から関東甲信越は晴れても天気急変。
③東北は午前中は局地的に激しい雨。
④厳しい暑さが戻り、全国的に蒸し暑い。
【全国の天気】
沖縄は晴天で日差しジリジリ。
九州南部は昼過ぎまで雨で非常に激しく降る恐れ。
九州北部も午前中は所々で激しい雨が降るが、昼過ぎから晴れる見込み。
中国、四国、近畿、東海、北陸、関東甲信越は広く晴れるが、昼過ぎ以降は局地的に雨や雷雨。
東北は雨で、特に午前中は激しく降る所がある。
北海道は南西部と北部は晴れるが、東部は雲が多く、一部で雨。
※西日本ではここ数日の大雨で地盤の緩んでいる所があります。土砂災害などに厳重に警戒してください。
※晴れていても天気の急変に注意しましょう。短い時間にザッと激しく降ることもある見込みです。
【全国の最高気温】
沖縄・九州から関東にかけて32度前後の予想で、きのう(13日:水曜日)より5度前後高くなるでしょう。
湿気が多く、肌にまとわりつくような不快な暑さになりそうです。
山梨県の甲府は35度と猛暑日が予想されています。
東北と北海道は25度前後でしょう。ムシムシした一日になりそうです。

天気急変の合図は??

【発達した雨雲が近づく合図】
黒い雲が近づいて空が急に暗くなる時や、急に冷たい風が吹きぬける時。
雷の鳴る音が聞こえる時、雷の光が見える時。
※ただし・・・夜間は空が変化する様子が昼間よりもわかりづらくなります。なるべく
風の変化や雷の音などで活発な雨雲が近づく様子を掴むようにして下さい。
【そのほか注意点】
自分のいる場所が下流域で雨が降っていなくても、上流で激しい雨が降ることで、
下流域でも急に水かさが増すことがあります。
短い時間に大量の雨が降ると、道路がみるみるうちに冠水することもあるため、
車の運転や足元に十分注意してください。