関東は7月から気温が急上昇。最高気温30度以上の真夏日が続出。湿度も高めで、かなり蒸し暑くなりそう。また、夜間も気温があまり下がらず、これまでより寝苦しくなるでしょう。

画像をクリックすると各地の気温予想へ
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どうして暑くなる?

上の図は、東京都心の気温のグラフです。
きのう28日(火)ときょう29日(水)は実際に観測された値で、あす30日(木)以降は予想です。
きのうの都心は梅雨寒となり、きょうも最高気温は25度に届いていません。
ところが、この先は、太平洋高気圧が一時的に勢力を強めるため、7月に入ると気温が一気に上昇し、暑くなるでしょう。

ポイント① 来週にかけて広く真夏日に

1日(金)以降は、30度以上の真夏日地点が急増します。
谷や前橋といった内陸部だけでなく、横浜や千葉など、沿岸部でも真夏日となるでしょう。
東京都心はこの先、1週間程度、最高気温が30度以上の日が多く予想されており、連続真夏日となる可能性もあります。

ポイント② 湿度が高く、蒸し暑い

35度以上の猛暑日地点は今のところ予想されていませんが、油断はできません。
雲の多い晴れとなるため、全般に湿度が高めで、蒸し暑くなるからです。
湿度が高いと汗が蒸発しにくく、熱中症のリスクが高まります。
室内では気温だけでなく、湿度もチェックするとよいでしょう。

ポイント③ 夜間も寝苦しくなる

この先は、「夜間の気温が高い」ということが最大のポイントです。
都心の予想最低気温は、日に日に高くなり、4日(月)からは24度の予想。
熱帯夜になる可能性もあり、これまでより寝苦しくなるでしょう。
暑さで眠りが浅くならないよう、エアコンや扇風機などを上手に活用してください。