6日(日)は傘の出番です。西から近づく低気圧や前線の影響で、全国的に天気が崩れるでしょう。お住まいの地域の雨の降る時間帯をチェックして、お出かけの参考になさってください。

暖かい雨の日曜日

きょう5日(土)まで広い範囲での晴天をもたらした高気圧は日本の東へ離れ、前線を伴った低気圧が西から近づきます。
この影響で、あす6日(日)は全国的に天気が崩れるでしょう。
低気圧に向かって吹き込む南よりの風が強まるため、北日本を含めて広い範囲で気温がグッと上がりそうです。
広く3月下旬~4月下旬頃の暖かさで、札幌も今日より4度高く7度まで上がる予想。
金沢は21度とゴールデンウィーク頃の暖かさになるでしょう。
雪の多い地域では、雪解けによる災害にご注意ください。
東京は19度、大阪は21度まで上がる予想で、日差しが少ないわりに寒さはないでしょう。
春物のコートでお出かけできそうです。

雨はいつ降る?

さて、気になる雨の降る時間帯です。
●朝から傘が手放せません!
北海道・九州・中国・四国・沖縄
北海道は日本海から近づく低気圧の影響を受けます。
日本海側は朝から広く雪や雨で、日中は太平洋側やオホーツク海側にも雨雲や雪雲が広がるでしょう。
朝の降り出しは雪の所が多くても、南風が強まり気温がグンと上がる日中は雨が主体となる見込みです。雨に加えて雪解けも進みますので、川の増水や低い土地の浸水には十分にお気を付けください。
一方で、九州、中国、四国は西から近づく前線や、南から流れ込む湿った空気の影響を受けます。
九州や中国地方は朝から雨で、雷を伴い降り方の強まる所があるでしょう。
ただ、夜にはやむ所が多くなりそうです。傘の置き忘れにご注意ください。
四国は太平洋側を中心に一日を通して雨が降りやすいでしょう。
また、沖縄は日本の南に発生する別の低気圧の影響を受けます。
朝から雨で、本降り時間もありそうです。夕方にはやんでくるでしょう。
東よりの風が強い状態が続きますので、強風や高波にご注意ください。
●天気下り坂、夕方以降は傘が必要!
⇒東北、北陸
日の差す時間もありますが、朝から雲が多いでしょう。夕方以降は日本海側から雨の範囲が広がる見込みです。
前線が通過する夜には大気の状態が不安定になるでしょう。
落雷や突風、短い時間にザッと降る雨にお気を付けください。
お帰りが夜になる方は、大きめの傘があると良さそうです。
●にわか雨や通り雨、傘があると安心!
⇒関東甲信、東海、近畿
低気圧や前線の直接の影響は受けませんが、南から湿った空気が入るため、雲が多く、一日を通して太平洋側を中心に雨が降りやすいでしょう。
降っても短い時間の所が多いですが、局地的には雨脚の強まることもありそうです。
沿岸を中心に南風が強く、横殴りに降ることもあるでしょう。
屋外でのレジャーなどは、大きい傘があると安心です。