土曜日は晴れた所が多く、行楽日和となりましたが、日曜日は関東甲信や東海、北陸を中心に雨の所がありそう。雨の降り方は弱いものの、お出かけの際は雨具をお持ちください。

関東甲信・東海・北陸を中心に傘が必要に
関東甲信・東海・北陸を中心に傘が必要に

南から雨雲ジワリ

荒れた天気をもたらした低気圧は日本から遠ざかり、きょうの日本付近は高気圧に覆われています。
強い風も次第に弱まってきており、広く日差しが降り注いでいます。
ただ、 東海沖に雨雲がわいており、ジワリジワリと北上中。
雨雲の一部が静岡県や愛知県にかかりはじめました。
今夜は、この雨雲付近に低気圧が発生。
低気圧はあすにかけてゆっくり東へ進む見込みです。
このため今夜にかけては静岡県や愛知県、三重県で雨の降る所があるでしょう。
そしてあす日曜日は、さらに雨の範囲が北や東へ広がって、関東甲信や北陸でも傘が必要になりそうです。

降水確率もチェックを
降水確率もチェックを

日曜日の雨の降り方は?

上の図は、あす日曜日の全国の降水確率です。
東京は60%、名古屋は50%と高く、金沢や新潟も40%と、やや高くなっています。
関東甲信地方は朝から日中にかけてを中心に雨雲がかかりやすいでしょう。
特に関東南部と山梨で降水確率が高くなっています。
東海や北陸は午前中を中心に雨の降る所がありそうです。
発達した雨雲は海上が中心となるため、各地とも雨の降り方は比較的弱いでしょう。
沿岸部を中心に本降りとなる所もありますが、金曜日のように土砂降りにはなりません。
折りたたみの傘でも十分しのげるでしょう。
ただ、まとまった雨雲ではないだけに、雨の降る時間や場所が特定しにくくなっています。
これらの地域はお出かけの際に雨が降っていないくても、雨具をお持ちになった方がよさそうです。
また、上の図では分かりにくいですが、近畿も朝までは一部に雨雲がかかる可能性があります。
山陰は寒気が流れ込んでいる影響で、あすも雨の降る所があるでしょう。