さざんか梅雨の関東は、予想最高気温がジェットコースターのよう。東京は昼間も冬のコートが必要な日もあれば、最高気温が20度くらいの日も。週末は晴れても、木枯らしに。

「今年の11月は、服装選びに困る!」と思っている方も大勢いらっしゃるのでは。
23日月曜日は「勤労感謝の日」でしたが、関東から北では、今シーズン最も気温の上がらない所もありました。
15時までの最高気温は、仙台は9度7分と、今シーズン初めて10度に届いていません。
東京は13度2分と、こちらも今シーズン最も気温が上がらず、昼間も北風が冷たく感じられました。
でも、この先は、日によって気温の変化が大きいのがポイント。
まずは、24日火曜日の予想最高気温(上記)をみてみますと…
東京は21度と、23日より8度も高い予想です。
前橋は23度と、10月上旬並みで、8日ぶりに20度を超えるでしょう。
関東は、北部ほど日の差す時間があるので、昼間は日なただと、上着なしでも過ごせるくらいになりそうです。
25日水曜日以降について、東京の10日間予報はこちら。

冬の寒さの前に訪れる 山茶花(さざんか)梅雨とは?

天気は、26日木曜日頃まで曇りや雨で、しばらく「山茶花梅雨」と言える天気が続きそうです。
ここで【豆知識 その1】
「山茶花(さざんか)梅雨」とは、秋から冬への季節の変わり目に、曇りや雨のスッキリしない日が続くこと。
サザンカの花が咲く頃なので、こう呼ばれています。
キレイな花の名前がつく雨の時期ですが、冷たい雨に濡れて、風邪をひいてしまわないよう、気温のチェックも欠かせません。

曇りや雨でも、最高気温は日替わり 週末は、晴れても風が冷たい

天気は曇りや雨と、変わり映えしませんが、気温は日によってジグザグしそう、ということで、
昼間、気温が上がる日を赤枠、あまり上がらない日を青枠で囲みました。

東京の最高気温は、25日水曜日は13度と、また冷たい雨が降るでしょう。
26日木曜日は、今のところ、雨は午前中いっぱいで、気温は19度まで上がりそうです。
予想ではありますが、最高気温の差を比べると、
24日火曜日は21度⇒25日水曜日13度で、8度ダウン。
25日水曜日は13度⇒26日木曜日19度で、6度アップ。
気温の差で体調を崩さないようにするには、服装選びが重要です。
【豆知識 その2】
気温が5度違うと、洋服1枚分に相当すると言われています。
日によって、秋物にするか、冬物にするか、上着を上手に選んで、お出かけ下さい。
そして、週末は、やっと晴れる日が続きますが、晴れても、昼間も空気が冷たくなるでしょう。
27日金曜日は、風も強めに吹くので、体感温度は、気温の数字よりも低くなりそうです。
【豆知識 その3】
また、風速が1メートル強まると、体感温度が1度低くなると言われています。
いよいよ、マフラーなど、冷たい風から首元を守るアイテムが活躍しそうです。
早めにお気に入りのものを準備するのが、おススメです。
この週末、関東だけでなく、全国的にも季節が一時的に加速しそうです。
北は大荒れの天気になる恐れがありますので、戸田気象予報士の「木曜から土曜 北日本中心に荒天の恐れ」を参考にするなど、最新の予報をチェックして下さい。