四国から東海は本降りで、関東も夜は雨脚が強まるでしょう。帰宅時間は大きめの傘が必要です。大気の状態が不安定で、局地的な激しい雨や落雷、突風もご注意ください。

各地の雨の時間とピーク
各地の雨の時間とピーク

午後3時現在、九州から関東で広く雨が降っています。鹿児島県では、降り始めからの雨量が100ミリを超える大雨になっている所もあります。日直主任の記事にもありますが、薩摩川内市の八重山では降り始め(17日午前1時)から18日午後1時までの降水量が、179.5ミリとなりました。平年の11月の降水量が81.7ミリなので、11月2か月分を超える量の雨が降ったことになります。
九州の雨は峠を越えつつありますが、このあと低気圧が近づく四国から関東にかけては、これから雨や風のピークを迎えます。
激しい雨に注意が必要なのは、四国から近畿は日付の替わる頃にかけて。東海は19日午前3時頃にかけて。関東は今夜から19日午前6時頃にかけてとみています。傘マークの時間帯が雨のピークとなりそうです。
低気圧の接近、通過に伴って、沿岸部を中心に風も強まり、横殴りの雨になる所もあるでしょう。ワゴン車やトラックは横風の影響を強く受けますので、トンネルの出入り口付近や橋の上などは十分ご注意ください。
また、大気の状態が不安定で、落雷や突風などの恐れもあります。万が一にそなえて、窓は雨戸やカーテンをしめておくと良さそうです。