列島の南に台風が熱帯の空気を運んだ。一方、列島の北からは冷たい空気。北海道稚内市沼川は気温が3度1分まで下がり富士山山頂より低かった。8月でも暖房が必要なほどに。

列島の南に熱帯の空気、北に冷たい空気
列島の南に熱帯の空気、北に冷たい空気

8月なのに、朝は暖房が必要な寒さに

日本列島の南は熱帯の空気を持った台風が進んでいます。
一方で、列島の北からは冷たい空気を持った高気圧が張り出しています。
北海道や東北では今朝はこの時期にしては気温が下がり、
特に北海道の北部や東部を中心に10度を下回りました。
旭川市では9度4分と9月下旬並み。
最も気温が低かった稚内市沼川は3度1分と今シーズン初めて5度を下回りました。
まだ8月だというのに暖房が必要なほどの寒さになりました(*_*)
※ちなみに富士山山頂は4度6分だったため、富士山山頂より寒かったということです。
※稚内市沼川でこの気温まで下がった時間帯に、愛媛県松山市では29度9分を観測していました。
今朝の日本列島、南の空気はまだ真夏、北の空気は秋深し
全国的に昼間はまだ残暑ですが、北海道や東北は朝晩は秋の足音が大きくなってきました。