今季初のハリケーン 世界の台風

2015/08/22 15:00

22日9時現在、世界の台風は5個。そのうちの1つ、Dannyは21日にハリケーンになりました。大西洋で今シーズン初めてのハリケーンです。

台風の名前はどこにあるか次第 台風は、どこに存在するかによって、名前が変わります。 北半球では、日付変更線より西の太平洋で「台風」、大西洋や日付変更線より東の太平洋で「トロピカルストーム」、もしくは「ハリケーン」と呼びます。 今年7月、トロピカルストームが日付変更線を越えて台風12号になった事例を思い出した方もいるかもしれません。 トロピカルストームとハリケーンの違いは、強さ。トロピカルストームが発達して強くなったものをハリケーンと言います。(最大風速64ノット以上、「強い台風」以上のもの) 世界の台風は5個 22日9時現在、世界の台風は5個です。北西太平洋に台風15号と台風16号、太平洋中部にトロピカルストームが2個、大西洋にハリケーンが1個あります。 ※トロピカルストームKiloは、昼過ぎに熱帯低気圧になりました。 大西洋で今シーズン初のハリケーン 北大西洋のハリケーンシーズンは、6月から11月ごろ。 今年、大西洋で発生したトロピカルストームは3個(Ana、Bill、Claudette)で、ハリケーンまで発達したものはありませんでした。 Dannyは、大西洋で今シーズン初めてのハリケーンです。 現地時刻21日午後、Dannyは風速50メートル以上の大型ハリケーンとなり、発達のピークを迎えました。 アメリカのナショナル・ハリケーン・センターによると23時にリーワード諸島の東にあって、西寄りに進んでいます。 このあと、リーワード諸島を通過し、25日にかけてプエルトリコへ近づく見込みです。 プエルトリコ方面は、雨の少ない状態が続いています。Dannyが恵みの雨をもたらすかもしれません。 エルニーニョ現象も関係? アメリカ海洋大気局(NOAA)は6日、今年のハリケーンシーズン(6月1日~11月30日)の予測を発表しました。大西洋で発生するハリケーンの数は、90%の確率で平年より少なくなるとしています。 主な理由は、3つです。 ・エルニーニョ現象が続くこと ・強いエルニーニョ現象が発生した時に見られる、大西洋やカリブ海への下降気流や風向きの変化で、トロピカルストームが発達しにくいこと ・大西洋の熱帯域の海面水温は平年より低く、他の熱帯域の海に比べてかなり低いこと 東部太平洋の赤道域で海面水温が高い状態が続く、エルニーニョ現象。アメリカ大陸を超えて、大西洋のハリケーンにも影響を与えているようです。

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