日本のはるか南には台風15号と台風16号。どちらも非常に強い勢力になっています。台風15号は週末に沖縄へ。台風16号は今後、猛烈な勢力に発達する予想です。今後の動きと日本への影響をお伝えします。

ひまわり8号がとらえた台風16号
ひまわり8号がとらえた台風16号

非常に強い台風15号と台風16号

日本のはるか南には台風15号と台風16号、二つの台風があります。
台風15号、台風16号ともに「非常に強い勢力」となっています。
上の画像はひまわり8号がとらえた台風16号の雲画像です。
台風16号は特に目がくっきりとしていて発達していることが分かります。

台風の進路予想図
台風の進路予想図

台風15号の今後の動きと影響

非常に強い台風15号は現在、フィリピンの東を西よりに進んでいます。
非常に強い勢力を保ったまま土曜日頃に沖縄の南へ進むでしょう。
その後、進路を北よりに変えて、沖縄に接近する恐れがあります。
沖縄本島地方や先島諸島の海上では今夜からうねりを伴ってしける見込みです。
土曜日頃からは先島諸島を中心に雨や風が強まり、荒れた天気となる恐れがあります。
早めの台風対策を心がけて下さい。
夏休み中で、旅行を計画されている方もいらっしゃると思いますが、交通機関に影響のでる心配がありますのでご注意下さい。
その後の進路はまだはっきりしませんが、西日本でも来週は台風の動きに注意が必要になりそうです。

台風16号の今後の動きと影響

大型で非常に強い台風16号は現在、南鳥島近海を西よりに進んでいます。
この後、猛烈な勢力に発達し、金曜日から小笠原近海に進む予想です。
小笠原諸島は土曜日以降、大荒れの天気となる恐れがあります。
暴風や高波、大雨に警戒が必要ですので早めの台風対策をなさって下さい。
土曜日以降、進路を北よりに変えて、月曜日頃からは伊豆諸島も影響を受ける恐れがあります。
台風16号は大型なため、広い範囲で風が強まったり、波が高まったりする可能性がありますので、本州付近でも来週は台風の動きに注意して下さい。
まだ台風が離れていても、海上は影響がでます。
太平洋側ではうねりが入りますので、天気は穏やかでも予想外の高波が押し寄せることもあります。
残りの夏休み、海のレジャーは十分にお気をつけ下さい。