梅雨入りの知らせが各地、聞こえてきました。ジメジメの季節に突入しましたが、気持ちはいつも爽やかでいたいですね。今の季節、映画を観るなら、後味スッキリ、勧善懲悪の映画はいかがですか?世界中で愛されているヒーロー、ジェームズ・ボンドの活躍を描いた007シリーズ。お約束の展開ながら、華麗なジェームズ・ボンドの活躍ぶりは何度観ても飽きませんね。先月亡くなったイギリスの名優、ロジャー・ムーアさんを偲びつつ映画を堪能しましょう。

通称  ジェームズ・ボンド島(岩)
通称 ジェームズ・ボンド島(岩)

シリーズは全24作。記念すべき第25作目は?新ジェームズ・ボンドは?

007シリーズは次回作が、記念すべき第25作になるそう。次は一体どんなストーリーなのでしょう。楽しみですね。また、現ジェームズ・ボンド役のダニエル・クレイグが続投するかにも、注目が集まっています。前回、極秘だった脚本がハッキングされ、製作公開前に世界中に情報が出回ってしまうという、映画さながらの事件が起き、さらに情報管理には敏感になっている007シリーズ。新作情報は中々ゲットしづらくなっているようです。今のところ、クロアチアで撮影決定⁉︎ダニエル・クレイグ続投⁉︎などの断片的な情報のみのよう。新作情報解禁まで、007ファンは、英国諜報員になったつもりで、口コミ情報などをネット検索するのが楽しみになりそうですね。

やっぱり、タキシード

ジェームズ・ボンド3代目、ロジャー・ムーアさんは「黄金銃を持つ男」の他「私を愛したスパイ」など7作に出演しました。ショーン・コネリー、ピアーズ・ブロスナン、現在のダニエル・クレイグなど、世界中で愛されるジェームズ・ボンド役は、皆人気がありそれぞれの良さがありますが、ロジャー・ムーアさんは、正統派の容貌で、一番ボンドらしい、という声も。筆者は個人的にはショーン・コネリーとダニエル・クレイグのジェームズ・ボンドが好きですが、ボンドの代名詞でもある「タキシード」と相性が良いのは、スマートな容貌のロジャー・ムーアさんかもしれません。彼がボンドらしい、と言われる所以かもしれませんね。ちなみに、ジェームズ・ボンド役を射止めた俳優は、007シリーズ出演中、他の映画に出る際はタキシードを着用してはいけない、というルールがあるそう。やはり007シリーズにとってタキシードは重要なファクターなのですね。
男性にとってタキシードは、女性のイブニングドレスのようなもの、「勝負服」⁉︎ですね。本来なら、ピカピカに手入れされた靴を合わせパーティなどで優雅に振る舞う時に着るもの。そのタキシードを着たまま、カーチェイス・激しいアクションで悪党達をバッタバッタと倒す様はまさに、007。ロジャー・ムーアさんを偲んで、タキシードに注目して007シリーズを観賞するのはいかがですか。

ジェームズ・ボンド島(岩)

ジェームス・ボンドという名の島(岩)があるのはご存知ですか?世界的なリゾート地・プーケット島を擁するバンガー湾に浮かぶたくさんの小島のひとつです。通称であり正式名称ではないそうですが、連日世界中の007ファンが訪れる人気の観光スポットになっているそうです。シリーズ第9作「黄金銃を持つ男」ー1974年公開、ロジャー・ムーア主演ーで登場したことからその名がつきました。上に向かって広がる独特のフォルムがユニークな形の小さな島(岩)。南国の海に浮かぶその姿は見てるだけで清涼感があり、今の梅雨の時期眺めるにはぴったりな景色ですね。この島が舞台となっている第9作「黄金銃を持つ男」を観ればこれから迎える夏のリゾート気分(残念ながら、筆者は夏のリゾート旅行のプランはないので…)も味わえそうです。