「ザルツブルク音楽祭」シーズン開幕! 観光も音楽も楽しめるオーストリアで感動の体験を!

tenki.jp

夜の社交場と化した祝祭大劇場前 ⓒSF/Kolarik (19:00)tenki.jp

夜の社交場と化した祝祭大劇場前  ⓒSF/Kolarik (19:00)tenki.jp
夏本番、音楽祭シーズン到来です!
世界でも最大の音楽の祭典の一つが「ザルツブルク音楽祭」。
オペラ・演劇・演奏会で構成され、連日連夜、街は音楽で埋め尽くされます。
トップクラスの演奏家や歌手、指揮者たちのパフォーマンスを観るために、世界中から音楽愛好家や観客が集い、華やかな社交場と化すのです。
日本人にも人気の都市、オーストリア共和国のザルツブルク。
観光の予定があったら、ぜひ音楽祭を覗いてみてはいかがですか?

ザルツブルクと言えば……

ドイツとの国境に接した自然豊かな都市ザルツブルク(Salzburg)。
“塩の城”を意味する地名の通り、かつては岩塩で経済を支えていました。街を見下ろす高台には要塞として造られたホーエンザルツブルク城がそびえたちます。中世の面影を残す旧市街やミラベル宮殿などを含めた歴史的建造物はユネスコの世界遺産に登録され、モーツァルトの生誕地としても有名です。
また、ミュージカル映画「サウンド・オブ・ミュージック」のロケ地としても知られ、2015年は50周年を迎えるため、さまざまなイベントが予定されています。
この地を観光地としてだけではなく、世界中に知らしめたのが「ザルツブルク音楽祭」でした。

ヨーロッパの夏の社交場

音楽祭の期間中、ザルツブルクはまさに世界の音楽の中心となります。
夏の爽やかな陽射しの中、人々は湖水地方のザルツカンマーグートなどへ散策や観光に繰り出したり、旧市街のゲトライテガッセ通りで買い物を楽しんだり。
夕方になると、雰囲気が一変します。香水の匂いに煌めく宝石……タキシードやロングドレスで着飾った人々が街に溢れ、音楽祭独特のムードが醸し出されるのです。
その光景はヨーロッパの社交界を彷彿とさせ、観光客が劇場の前に見学に集まるほど。特に、音楽祭初日やオペラの新演出の日にはいつも以上にドレスアップした紳士淑女が街を闊歩するので、その姿を鑑賞するだけでもロマンティックで楽しいものです。

チケットを入手するならHPがお薦め

歴史ある音楽祭は1920年に開幕、戦争による存続の危機を幾度も乗り越えて、現在の音楽祭の形に落ち着きます。ベームやカラヤンなど名だたる指揮者や、有名なオペラ歌手が出演し話題となりました。カラヤンはザルツブルク出身です。
チケットの入手が困難と言われますが、現在はザルツブルク音楽祭のHP(ドイツ語と英語)から取得することができます。人気の演目はすぐに売り切れてしまいますが、パフォーマンスはたくさんありますし、ツアー会社などで手配すると手数料がかかって割高なので、HPが一番安く確実です。日程や予算と相談してチェックしてみてください。興味のある人はトライしてみることをお薦めします。

2015年のザルツブルク音楽祭は

今年の開催期間は7月18日から8月30日までの44日間で、188演目が12の会場で催されます。
オペラを観劇する主な会場は隣接した3つの劇場。
世界最大級のステージを持つ「祝祭大劇場」は岩盤をくりぬいて造られたもの。
「フェルゼンライトシューレ」はかつての馬術学校の岩壁を利用した屋外劇場で、現在は可動式の屋根が造られ雨でも対応できるようになりました。
2006年のモーツァルト生誕250年に改修・改名された「モーツァルト劇場(モーツァルトのための劇場)」では、比較的小規模のオペラが上演されます。
何しろ、オペラ上演の際にオーケストラピットに入るのは天下のウィーン・フィル・ハーモニー管弦楽団です。つまり、ザルツブルク音楽祭を体験することは、世界でも最高級とも言える質の高い音楽が聴ける贅沢な経験でもあるのです。
生の音楽や歌を聴くことで、心から癒される素晴らしい体験ができることでしょう。
今年の音楽祭に間に合わない人は、来年に向けてHPをチェックしてみてください。希望のチケットが入手できたらしめたもの。感動の旅が待っていますよ。
参考/ザルツブルク音楽祭HP、ザルツブルクコングレスHP(ともにリンク先参照)

続きを読む

この記事にコメントをする

TwitterでAERA dot.をフォロー

@dot_asahi_pubさんをフォロー

FacebookでAERA dot.の記事をチェック