気づけばもう6月も後半です。梅雨まっただ中です。
雨が続くと、外にでるのもおっくうになり、家で過ごすことが多くなりますよね。
それなのに、衣替えまだしてない……。そんな方のために、世界で最も影響力のある100人に選ばれたこんまりさんこと近藤麻理恵さん流の衣替えをご紹介いたします。

なんで「こんまり流」?

むしむしじめじめした季節。
ふと家の中を見ると、なんだか散らかっている。
家が散らかっていると、ますますゆううつに。
「ああ、いやだ。もっときれいなところに住みたい。あこがれのモデルルームみたいなところにすめば、もっとすっきりするのに」
とは思うけれど、日々の忙しさに忙殺されて、行動が伴いません。
その上、だんだん暑くなってきたのに、面倒くさくて衣替えもまだ。着る服がないなんて考えると、落ち込んでしまいます。
さすがにこの時期、TVで片づけ特集を放送する番組が減ったなと思っていたところ、TIME誌「世界で最も影響力のある100人」に近藤麻理恵さんが選ばれた…とニュースで放送されたのを見ました。
「ええ!? それってなぜ」
と調べてみたところ、アメリカをはじめ、ヨーロッパなど、世界各国で本が出版されベストセラーになっていたのです!
そういえば最近日本の番組で、あまりおみかけしないなと思っていたら、世界でご活躍されていたのですね。

‟ときめき”は英語でspark joy(スパークジョイ)

北米では、近藤麻理恵さんの著書「人生がときめく片づけの魔法」が140万部のベストセラーになったとか。世界累計では240万部も売れているそうです。
ときめきは、英語でspark joyと訳されているのですね。
こんまりさんの本が、海外でこんなに受け入れられたのは、ただのかたづけ本ではなく、その裏にある「ものに感謝する、ものに魂が宿る」という日本的な哲学が西洋の人には新鮮に受け取られたからと考えられているようです。
「付喪神」「もったいないおばけ」は日本人には親しいお友達のような存在ですが、
海外の方からすれば、「靴下」にありがとう? 何それ? と疑問に思うことから、
自然と興味がわき、理解するにつれ、受け入れられていったのかもしれません。

まずは洋服から、が「こんまり流」

さて、そんな「こんまり流」を世界の人々ばかりにおまかせしておけません。世界で話題になっている今だからこそ、こんまり流にチャレンジして、きれいに衣替えするチャンスです。
こんまりメソッドによると、かたづけの順番として、まず洋服からとりかかるとよいとか。
かたづけは長くだらだらやるものではなく、祭り!!
一気に短期に完璧に、あちこちに散らばってしまっている洋服は、全部出す。
そして、‟ときめく”ものだけを残し、あとは、感謝をこめて処分する。
洋服を全部一度とりだし、一か所に集めるというだけでも重労働ですし、家にこもりがちな梅雨時には、いい運動になりそう。
ダイエットにもなるかもしれません。
とはいえ現実に、片づけが大変で途中くじけそうになったときはyoutubeで、こんまりメソッドを実践している様子をUPしている世界の人々の動画を見ながら、「私も頑張ろう」と自分を鼓舞してはいかがでしょう。
ときめきspark joy(スパークジョイ)で梅雨時じめじめのこの季節、かたづけ祭りで乗り切りましょう!
気がつけば、無事衣替えも終わり、私たちの人生にも魔法が起こっているかもしれません。