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「新女性」
(1935年、中国)
1930年代の上海を舞台に自立か男性への依存かで揺れる女性を描く。山内菜々子の活弁と宮澤やすみの三味線付きで上映。蔡楚生(ツァイ・チューション)監督
国立映画アーカイブ所蔵
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「浪華悲歌」
(1936年、日本)
父の借金返済のため社長の愛人となった電話交換嬢だが──。溝口健二監督が働く女性の現実を冷静に見つめる
(c)1936松竹 大谷
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「赤線基地」
(1953年、日本)
米軍基地周辺で生きる女性の現実を描き、公開直前に反米映画として上映が見送られた異色作。谷口千吉監督
(c)TOHO CO., LTD.
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「叫びとささやき」
(1973年、スウェーデン)
巨匠イングマール・ベルイマン監督が19世紀スウェーデンの上流貴族女性たちの孤独を鮮烈な色彩で描く
(c)1973 AB SVENSK FILMINDUSTRI
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「百万円と苦虫女」
(2008年、日本)
タナダユキ監督。100万円をためるごとに各地を転々として生きるヒロイン(蒼井優)の成長を描く
(c)2008「百万円と苦虫女」製作委員会
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「ハンナ・アーレント」
(2012年、ドイツ・ルクセンブルク・フランス)
アイヒマン裁判を傍聴し「悪の凡庸さ」を世に問うた女性哲学者を描く。マルガレーテ・フォン・トロッタ監督
(c)2012 Heimatfilm GmbH+Co KG, Amour Fou Luxembourg sarl,MACT Productions SA ,Metro Communicationsltd.
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「少女は自転車にのって」
(2012年、サウジアラビア・ドイツ)
サウジアラビア初の女性監督、ハイファ・アル=マンスールが自国の女性差別に抗う少女の奮闘を活写する
(c)2012, Razor Film Produktion GmbH, High Look Group, Rotana Studios All Rights Reserved.
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「RBG 最強の85才」
(2018年、アメリカ)
女性最高裁判事として国民的アイコンとなったルース・ベイダー・ギンズバーグを追ったドキュメンタリー
(c)Cable News Network. All rights reserved
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「はちどり」
(2018年、韓国・アメリカ)
学生たちが満場一致で選出。女性監督キム・ボラが1990年代の韓国で14歳の少女が直面する世界を描く
(c)2018 EPIPHANY FILMS. All Rights Reserved.
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「この世界の(さらにいくつ
もの)片隅に」(2019年、日本)
片渕須直監督によるアニメーション。大ヒットした「この世界の片隅に」に、遊郭で働く女性リンのエピソードなどを追加した新作
(c)2019 こうの史代・双葉社 / 「この世界の片隅に」製作委員会
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「この星は、私の星じゃない」
(2019年、日本)
1970年代のウーマンリブ運動をカリスマ的に牽引した田中美津さんを追ったドキュメンタリー。吉峯美和監督
(c)2019 パンドラ+BEARSVILLE
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「ある職場」
(2022年公開、日本)
実際のセクハラ事件をもとに舩橋淳監督が後日談をフィクションとして映画化。本映画祭でプレミア上映
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