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琉球王国時代から使われていた「ケー」と呼ばれた衣装箱を頭に載せて歩く女性。ちょうつがいの形などの細かな作りが本土風に変化している
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那覇(垣花町)―糸満間の約9キロを結んだ「軌道馬車」。レール上を走るのが特徴だ。撮影された1935年に運休、そのまま廃止された
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那覇市内にあった雑貨店または百貨店。品ぞろえの豊富さから、1935年当時の沖縄にも商品経済の波が訪れていたことが見て取れる
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サバニと呼ばれる舟の上で魚を掲げる糸満の漁師。右手の魚はダツ、左手はハタの仲間だろうか。頭にかぶっているのは漁師用のクバ笠
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旧美里村古謝(現・沖縄市)は県内随一のサトウキビ産業の模範集落だった。集落内に貼られた「バンザイ!!! 県下の急先鋒」のビラ
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現在の那覇市東町にあった「那覇ウフマチ(大市)」と呼ばれた市場の様子。立ち並ぶ建物の中だけでなく、露店で販売をする人々もいて賑わった
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小道を歩く、傘をさした着物姿の女性。傘に見えるのは「ミス」の文字だろうか
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誰も見たことのない、戦前のありのままの沖縄がここにある
『写真集 沖縄1935』(A4判変型、128ページ、税込み1944円)
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