フォトギャラリー - 写真・図版 | AERA「U25」|AERA dot. (アエラドット)

AERA dot.

AERA「U25」

このエントリーをはてなブックマークに追加

“平均”の街から降るカラフルな異世界
映像・アニメーション作家
ひらのりょう
1988年9月14日生まれ

 最新の短編アニメ「パラダイス」は、宇宙で出会った男と熊の物語だ。「2001年宇宙の旅」の

“平均”の街から降るカラフルな異世界 映像・アニメーション作家
ひらのりょう
1988年9月14日生まれ

 最新の短編アニメ「パラダイス」は、宇宙で出会った男と熊の物語だ。「2001年宇宙の旅」の"モノリス"のように、時空を漂う"歯"を追いかけるストーリーは、奇妙極まりない。ただ、映像はといえば、宇宙に浮かぶ巨大墓地が温泉保養施設を兼ね、さびれた日本の商店街も出てくるなど、手描きのタッチと相まって、どことなく懐かしい。それでいてカラフルな映像に、ぐいぐい引き込まれる。
 ひらのりょうがアニメに興味を持ったのは、多摩美術大学に入ってから。ジブリ映画を何本か見ただけだったのに、ロシアのアニメ作家らが手がけた作品を見て、驚いた。
「ハッキリとしたメッセージがあるわけでもない、不条理な物語。こんなアニメがあるのか」
 大学3年の2月、短編アニメ「河童の腕」で、学生デジタル作品コンテストのグランプリに輝いた。卒業後の2011年末には、文化庁メディア芸術祭のエンターテインメント部門で新人賞を受賞した。
「3~5分の作品でも千枚以上は描く」 写真:東川哲也 ライター:岡本俊浩



関連記事関連記事