南米エクアドルは今が春。毎年この時期に開かれる祭り「ママ・ネグラ(黒い母)」は、火山の噴火から町を守った女神を讃えるため、人々がド派手な衣装を着て練り歩きます。カラフルな仮装が日差しに映えて、まるで「色の洪水」。その様子を、旅する主婦・東苑泰子がカメラに収めました。コラムもご覧ください。

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第2回 色の洪水 南米の春祭り「黒い母」

■これまでの連載

第1回 シリア 親切な人々― 人懐っこい笑顔と警戒心

<プロフィール>

ひがしぞの・やすこ/東京都出身。ニューヨーク近代美術館でインターン中、世界の広さに目覚め、キャリアを変えて世界を見る旅をするために?結婚! 海外勤務もあるサラリーマンの夫に励まされ、これまで訪れた国は100ヵ国以上。「旅主婦」と呼ばれることも。翻訳家の父に鍛えられた語学センスと生来の健脚・健啖を活かして諸国を歩き、出会った人々、その街・その国らしい風景を抜群の反射神経でパチリ、愛機コンデジに収める。