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造り続けて半世紀 N700A製造現場に潜入!
東京オリンピックの年に開業し、10月1日に50周年を迎える東海道新幹線。その最新車両はこうして造られている!
日本車両豊川製作所で製造中のN700Aの先頭構体。軽量で丈夫なアルミ合金を用い、高速走行に最適な「エアロ・ダブルウィング形」という複雑な3次元形状が特徴。繊細な曲面の集合体
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先頭構体の内部。綿密な計算をもとに、強度のかかり具合によって、格子状の骨組みの密度を変えている。ジンベエザメの模様のような、そして近未来的な空間のようでもある
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車両の側面となる側構体。五つのパーツを溶接してから、窓や行き先表示板の部分などをくりぬき、研磨機で溶接部の凹凸を滑らかにしていく。側構体が横たわると、1両分の長さが際立つ
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先頭構体の外板を溶接する前に、研磨機で骨組みの表面を滑らかにしておく
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台枠(床)、側構体、妻構体(連結部の壁面)、屋根構体などの溶接前に寸法を確認する作業員
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最終点検中の車両内部。座席はJR東海に納品後設置する。座席のない車両は、かなり広く感じられる
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通電し、最終点検を行う先頭車両。細長い先頭車両の先端には連結器などが格納されている
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まさに“頭脳” 新幹線総合指令所に潜入!
ピーク時には同時に80本以上もの列車が運行する東海道新幹線。新幹線に関する全ての情報が集まり、24時間態勢で監視や制御を行う
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