日本維新の会、日本未来の党、みんなの党――なにかと注目を集めた第三極の戦いが、各地で繰り広げられた。世の男性の注目を集めた維新の「色モノ」娘はどうだったのだろうか。

 茨城1区では、昨年の「国民的美魔女コンテスト」で決勝に残った4児の母、海老沢由紀氏(38)が話題になったが、結果は惨敗。

「出馬までが急だったから、何も準備できなくて……」と、公示後もしばらくは約5センチのハイヒール姿で、対立陣営のスタッフからも、「そんな準備もできないのか、という感じ。同じ土俵で戦ってる気がしない」と言われていた。

 東京21区の元グラビアアイドル、佐々木理江氏(30)も涙の結果に。

 この選挙戦を、地元関係者が苦笑いで振り返る。「実は(維新の)石原慎太郎代表も彼女のことをよく知らなくて、自分の秘書に『グラビアアイドルってのは何だ? モデルか?』と聞いたとのこと。秘書が困り顔で『もう少し過激なやつです』と答えると、石原さんは『なんなんだ?』とあきれてたとか(笑い)」。

“個性派”ぞろいの維新だが、第三極対決は圧勝。結局、モノを言うのは党の看板ってこと!?

週刊朝日 2012年12月28日号