12月2日、横浜市瀬谷区の公園で乳児の遺体が発見された。警察は死体遺棄事件として捜査している。相次ぐ痛ましい事件に対して、どう手を打ったらいいのか。親が育てられない子どもの命を守るため、匿名で預かる「赤ちゃんポスト」と、予期せぬ妊娠をした女性の孤立出産を防ぐため、病院の担当者だけに身元を明かして産む「内密出産」。これらに対応する産婦人科医院を、小児科など5医院を運営する医療法人社団「モルゲンロート」(東京都江東区)が、2024年秋に新設する予定だ。いろいろと議論がある取り組みだが、開設を決めた理由は何か。理事長の小暮裕之氏(43)らに聞いた。
「赤ちゃんポスト」を東京に 虐待を目の当たりにしてきた小児科医が2年後に開設を目指す理由
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