ぼちぼちいこか 今日も、前を向いて 著者は松竹新喜劇の代表、3代目澁谷天外の妻。2016年5月に膵臓がんが見つかり、余命3カ月と宣告された。闘病記と思いきや、半生を振り返りながら、病院に閉じ込められることなく、がんと共に生きることを綴るアクティブな「日記」と言えるものになっている。 話題の新刊 2/21 週刊朝日
ハッパノミクス 麻薬カルテルと聞けば暴力を武器に勢力を拡大している印象があるかもしれない。だが、組織のボスへの取材や経済学的視点で麻薬ビジネスを分析した本書を読むと彼らの行動原理に驚かされる。 話題の新刊 2/21 週刊朝日
光年の森 昨年2月に他界した谷口の絶筆遺作である。巻末の追悼文で、欧州では小津安二郎以上に尊敬されたと、仕事を共にした関川夏央が書き、病院に日参した編集者が闘病中の様子を綴る。 話題の新刊 2/7 週刊朝日
1968[1]文化 前書きがストイックだ。「ノスタルジアと装われた無関心。いずれの立場をとるにしても、あの5年間に日本社会が潜り抜けた文化的体験を、言説として浮かび上がらせることはできない」 話題の新刊 2/7 週刊朝日
西郷隆盛はどう語られてきたか 「維新の三傑」と呼ばれながらも、西南戦争で賊臣となった西郷隆盛。幕末明治の偉人ながら、彼ほど実像がわかりにくい人物はいないだろう。国内外70人以上の政治家、作家などの西郷論を紹介する。 話題の新刊 2/7 週刊朝日
10 RULES 最高のキャリアを作る10のルール ホワイトハウスの上級職である大統領補佐官。32歳にしてその座を射止め、バラク・オバマ前大統領のビジネスパートナーとして活躍した著者が、自身の信条を10にまとめた書。 話題の新刊 1/31 週刊朝日
チェロと私と牧羊犬と 本書の著者紹介には中国の青春文学の旗手とある。1987年生まれ、北京大学卒業の才媛。中国版ツイッターともいえるウェイボーのフォロワーは100万人超の人気作家だ。日本語の情報がなかなか見つからないのだが、おそらく今作が初の邦訳。自身の生い立ちを中心に語ったエッセイ集である。 話題の新刊 1/24 週刊朝日
吹上奇譚 第一話 ミミとこだち 長年ベストセラー作家として名をはせてきた著者が「五十年かけて会得した秘密の書き方」によって執筆したという。「海と山に囲まれた孤島」のような吹上町で育った、夢の中で現実を知る能力や、死者を自在に動かす能力を持った双子の姉妹ミミとこだち。 話題の新刊 1/24 週刊朝日
43回の殺意 2015年2月、川崎市の多摩川河川敷で中学1年生が少年3人にカッターナイフで43回切りつけられて殺害された。不良たちによる凶悪犯罪とも報じられたが、本書を読むと印象は一変する。 話題の新刊 1/17 週刊朝日
NEW 「AERA with Kidsアンバサダー交流イベント2025」 全国から歴代アンバサダーが集結しました【編集部blog】 アンバサダーAERAwithKids 1時間前 AERA with Kids+