子育て情報誌「AERA with Kids」の歴代アンバサダーさんと編集部の交流イベントを、6月6日(金)に朝日新聞東京本社(東京都中央区)で開催しました!
2020年から始まったアンバサダー制度は、ご応募いただいたママパパ読者のみなさんから選出するものです。1期1年の間、「読者の代表」として本誌の記事や動画などの取材に協力いただくほか、AERA with Kidsの「応援団」としてInstagramなどで盛り上げてくださっています。第6期は、19人のママと1人のパパが活動中。さらに今期はパパ子育てアドバイザーも迎えました。
昨年に続き2回目となる今回の交流会。平日の日中開催でしたが、都内はもとより名古屋や関西などからも、総勢31人の歴代アンバサダーさんがお越しくださいました。お仕事を調整してお休みを取ってくださった方、赤ちゃん連れで来てくださった方もいて、交流会を楽しみにしてくださっているのだと、感動……。身が引き締まる思いでした。
●教育家・見守る子育て研究所所長 小川大介さんトークイベント
WEBメディア「AERA with Kids+」で子育て相談連載を持つ教育家の小川大介さんから「子どもが伸びる声掛け」をテーマにお話しいただきました。小川先生は子どもの「才能タイプ」を診断するサービス「コドモトメガネ」を開発し、子どもの特性に応じた才能の芽の見つけ方・伸ばし方を個別に、適切に導くことを提唱しています。
「今の親御さんは『どう育てるか』の方に注目しがちですが、そもそも『誰を育てているのか』を考えることが大切」
「子どもをしっかり観察することがまず基本です。その子の特性にあった関わり方、学ばせ方を工夫する必要があります」
「子どもに合った声かけは、思い通りに動かすための言葉ではありません」
小川先生の時にグサりと胸に刺さるお話に、皆さんは真剣に聞き入っていました。

●小川さん×アンバサダー3人のパネルディスカッション
その後パネルディスカッションとして、ゆきさん(6期)、えありさん(6期)、エリーさん(2期)が代表で登壇し、小川さんに質問しました。
「子どもが学習を嫌がった際、どこまで頑張らせてどこで止めるか悩みます」という質問に小川さんは、「コツコツが苦手な子に、そういった教材や教え方を与えても、嫌いになるのは当たり前。好きで続けていることと絡める、その子のタイプに合わせた勉強方法を示すなどの工夫が必要です」と回答。旅育については、「親の合理的スケジュールを作るのではなく、子どもが旅行で体験したことを味わったり、その場で興味を持った『余分なこと』を楽しんだりできるような余白、バッファを設けることが大切」などとお話しくださいました。

小川さんの講演と、3人のパネルディスカッションの内容は後日、YouTube「AERA with Kids チャンネル(無料会員AERA with Kidsメンバーズ限定)にて配信する予定です。お楽しみに!
●交流会
たっぷりお話を聞いた後は、軽食を囲んで和やかな交流会へ。アンバサダーさんや小川さんらゲスト、編集部員も参加して、子育てや教育のトークで盛り上がりました。AERA with KidsやAERA with Kids+のロゴをちりばめた料理やスイーツが花を添えました。
また、AERA with Kidsの表紙に模した写真が撮れるフォトブースも設置。実際に表紙モデルを撮影しているプロカメラマンが撮影しました。
最後にAERA with Kidsに関するクイズ大会を開催。「過去に重版出来したのはどの号?」「人気子役のなかでAERA with Kidsの表紙に登場していない人は誰?」などなど、難問ぞろいでした。毎号AERA with Kidsをご愛読くださっているアンバサダーさんたちとあって、全問正解する方も多数出て、最後は“じゃんけん大会”になりました。プレゼントは、ジーピーさんご提供のボードゲーム「カタン ジュニア」、HANAYAMAさんからご提供のボードゲーム「ノミのサーカス(6月下旬発売)」、そして弊社発行の「科学漫画サバイバルシリーズベストセレクション 10巻セット」です。ゲットされた方、おめでとうございます。
●おみやげ
AERA with Kids、AERA with Kids+ロゴ入り2種のアイシングクッキーやオリジナルステッカーのほか、小中学生向けニュース月刊誌「ジュニアエラ」、朝日新聞出版発刊の児童書や絵本をご用意。早速おうちでお子さんと楽しまれた、という声も届きました!
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約3時間の交流会はあっという間に過ぎました。閉会後のアンケートでは「小川先生の充実したお話を聞けたこと、とてもよかったです」「ほかのアンバサダーの方や編集部の方とも会えて素敵な交流会でした」といったお声が寄せられていました。
普段は主にSNSや誌面でAERA with Kidsを盛り立ててくださっているアンバサダーさんたちですが、実際にお目にかかって、皆さんのモチベーションの高さ、子育てに対する熱意と愛情、そしてどれほどAERA with Kidsを大切にしてくださっているのかを、肌で感じることができました。
これからもアンバサダーさんのご協力をいただきながら、「子育てが少しでもラクになる、楽しくなる」「子育てにプラスを、学びにワクワクを」を胸に、読者の皆さんのお役に立てる情報をお届けしていきたいと思います。

(編集部・岡野彩子)