東京都感染症情報センターによると、百日咳(ひゃくにちぜき)の報告数が2018年より増加傾向にあります。報告制度が変わったこと、診断方法がよくなったという影響も考えられますが、より正確な流行状況がわかるようになったことは確かでしょう。主な感染者は小学生の子どもとその親世代です。ワクチンの普及や医療の発達により、重症化の危険性がある赤ちゃんの感染は昔よりも減少しました。しかし、百日咳は大人から赤ちゃんへも感染します。大人の百日咳が増加する現代、生まれてくる大切な命を守るためにできることはなんでしょうか。東京都立小児総合医療センターで感染症科医長を務める堀越裕歩医師にお話を伺いました。
赤ちゃんの百日咳は死亡リスクも 予防するには?
週刊朝日
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