「若いときは死に憧れた」と語る写真家・五島健司が撮り続けた「墓守桜」と「幽玄」の美 * * * 五島健司さんの心の中には燦然(さんぜん)と輝く「松林図屏風」があるという。 アサヒカメラ五島健司京都写真美術館ギャラリー写真家写真展塩谷定好写真記念館山河幽靄図福島市写真美術館 10/14
日本の伝統美を感じるもやに包まれた幽玄な風景 絹のベールのようなもやは単なる霧ではなく、幽玄で幻想的、そして奥ゆかしい。そこに日本の美を感じる。「京都・竜安寺の枯山水の庭もそうですが、空白とのバランスで引き立つ美しさがある。ある意味、非現実的な造形美」と、写真家・五島健司さんは言う。そんな五島さんの作品を紹介します。 アサヒカメラ五島健司写真家写真展山河幽靄図 10/14