出世競争や家庭問題など、さまよう中年たち。そんな彼らのなかには母親を唯一無二の存在として再認識する人もいる。中年になってからマザコン化するのだ。「そうした男たちは母親から操られている」と話すのは、長年、男性の生きづらさを取材している近畿大学教授でジャーナリストの奥田祥子氏だ。そんなマザコン中年の末路とは。奥田氏の新著『シン・男がつらいよ 右肩下がりの時代の男性受難』(朝日新書)から一部抜粋、再編集し、紹介する。
マザコン中年「母に操られていた」 結婚を諦め介護離職、アルコール依存から高齢者虐待に
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