「震災」に関する記事一覧

復興は現場から動き出す
復興は現場から動き出す

本書は東京の医師を中心とした草の根ネットワークが震災後の1年間、福島県・浜通り地区の医療と健康をどう支えたか、という記録である。著者は東京大学医科学研究所特任教授で血液内科医。  著者は編集長を務める、読者が約五万人のメールマガジンで、被災直後から現場の声を配信した。さらに行政・医療・メディア向けのメーリングリストも発足した。ネットワークは現地と支援者をマッチングさせ、世論を高めた。支援の輪は宗教や教育関係者にも広がった。  例えば当時、国が原発からの距離で定めた避難区域を超えた地域でも入院が制限された。医師も看護師もいる。だが脳卒中患者を1時間超かけて他地域へ搬送しなければならなかった。ネットワーク上では何度も現地の様子が訴えられた。地元紙は報じなかったが、東京の記者が記事に書いたことで入院規制は解除された。著者はボランティアを通して「復興には人材育成が必要」と気付く。そして地域の医療崩壊を止めるため、「東北に医学部新設を」と声を上げている。

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鉄道で旅に出よう

鉄道で旅に出よう

いよいよ秋の行楽シーズンに突入。今年もどこかに行きたいけれど、円安で海外はハードルが高い。そんな時こそ、列車に揺られ日本を楽しもう。「AERA 10月14日増大号」では、北海道から九州まで、鉄道をこよなく愛する「鉄ちゃん」たちがおススメする至福の鉄道16選を紹介。黄金色に輝く釧路湿原を走るJR釧網線、もみじのトンネルを走る京都の叡山電鉄、昭和にタイプスリップしたかのような千葉の小湊鐵道などのほか、「動くテーマパーク」とも言える各地の観光列車もピックアップ。さあ、秋の鉄道旅に出かけよう!

鉄道旅
更年期をチャンスに

更年期をチャンスに

女性は、月経や妊娠出産の不調、婦人系がん、不妊治療、更年期など特有の健康課題を抱えています。仕事のパフォーマンスが落ちてしまい、休職や離職を選ぶ人も少なくありません。その経済損失は年間3.4兆円ともいわれます。10月7日号のAERAでは、女性ホルモンに左右されない人生を送るには、本人や周囲はどうしたらいいのかを考えました。男性もぜひ読んでいただきたい特集です!

更年期がつらい
学校現場の大問題

学校現場の大問題

クレーム対応や夜間見回りなど、雑務で疲弊する先生たち。休職や早期退職も増え、現場は常に綱渡り状態です。一方、PTAは過渡期にあり、従来型の活動を行う”保守派”と改革を推進する”改革派”がぶつかることもあるようです。現場での新たな取り組みを取材しました。AERAとAERA dot.の合同企画。AERAでは9月24日発売号(9月30日号)で特集します。

学校の大問題
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