上沢なんてもんじゃない… 巨人入団「江川卓叩き」 振り返ったら想像以上に“過酷”だった ポスティングでメジャー挑戦も、たった1年で日本球界に復帰し、古巣・日本ハムより好条件を提示したソフトバンクに入団した上沢直之。新庄剛志監督も「すごい悲しいし、一緒にやりたかったし」とコメントし、ファンの間からも「ファンの気持ちを逆撫でしている」「裏切者は応援しません」など、非難の声が相次いでいる。だが、今から40年以上も前に、上沢以上に激しいバッシングを受け、憎悪を一身に集めた投手が存在した。江川卓である。 プロ野球江川卓 2/6
今川秀悟 江川卓、伊藤智仁、村田兆治…「メジャーで通用する過去の名選手1位」は? ダルビッシュ有、大谷翔平、吉田正尚、鈴木誠也ら多くの日本人選手がメジャーでプレーしているが、野茂英雄がドジャースに入団してメジャー挑戦するまでは、日本人選手が海の向こうでプレーする世界は想像できなかった。野茂の挑戦に対しても活躍に懐疑的な見方は少なくなかったが、「トルネード投法」で2ケタ勝利を7度挙げるなど、メジャー通算123勝をマーク。日本人選手にメジャー挑戦の門戸を開いたその功績は、計り知れない。 伊藤智仁村田兆治江川卓 4/4
江川卓、マウンドは「おっかない場所」 引退してあらためて感じた特別な感覚 昭和のプロ野球史を彩った名選手たちの雄姿は、私たちの脳裏に深く刻まれている。そんな名選手たちに、長い野球人生の中で喜びや悔しさとともに今も思い出す、忘れられない「あの一球」を振り返ってもらった。全4回の短期集中連載最終回は、「怪物」として数々の伝説を残した江川卓さんに聞いた。(宇都宮ミゲル) 江川卓 2/2 週刊朝日
久保田龍雄 江川卓こそ「真の怪物」だ! 高校時代を改めて振り返ったらハンパなかった 高校球界では、2010年代に大谷翔平、佐々木朗希が“夢の160キロ台”を実現したが、50年近く経った今でも“高校野球史上最高の投手”といわれているのが、作新学院時代の江川卓だ。 プロ野球江川卓高校野球 6/4