うつ告白の大坂なおみだけじゃない 為末大が明かすトップ選手の「消えてしまいたい願望」
テニス女子シングルスで世界ランキング2位の大坂なおみ選手(日清食品)が、全仏オープン選手権を棄権し、6月1日に自身のSNSで、2018年の全米オープン後からうつ症状に悩まされていたことを公表した。アスリートは屈強なメンタルの持ち主だと思われがちだが、大坂選手は自身を「内向的」と表す。アスリートも人間。常にプレッシャーがかかる環境では、健全な精神状態を保ちにくい。陸上男子400メートル障害の世界選手権銅メダリストでオリンピックに3度出場した為末大さん(43)に、トップアスリートだからこそ抱える心の悩みを自身の経験を交えて語ってもらった。
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