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「シネマ×SDGs」に関する記事一覧

ジョン・レノンの“失われた週末”を一緒に過ごした「個人秘書」が語るドキュメンタリー
ジョン・レノンの“失われた週末”を一緒に過ごした「個人秘書」が語るドキュメンタリー ジョン・レノンとオノ・ヨーコが別居していた1973年からの18カ月間。「失われた週末」と呼ばれるその間、ジョンは10歳年下の恋人・中国系アメリカ人、メイ・パンといた。そのとき何があったのか。メイ本人、そしてジョンの息子ジュリアン・レノンが貴重な映像とともに語るドキュメンタリー「ジョン・レノン 失われた週末」。俳優のメイ・パンさんに本作の見どころを聞いた。
パリ郊外の移民家族に襲いくる“立ち退き”の現実 声上げ立ち向かう大切さを描いた映画「バティモン5 望まれざる者」
パリ郊外の移民家族に襲いくる“立ち退き”の現実 声上げ立ち向かう大切さを描いた映画「バティモン5 望まれざる者」 舞台はパリ郊外にある団地の一角、通称「バティモン5」。移民家族が多く暮らすここでは老朽化にともなう取り壊しと再開発計画が進められている。が、行き場を失う住民たちが続出。マリにルーツを持つ女性アビー(アンタ・ディアウ)は問題に向き合うため、市長選に立候補することを決めるが……。脚本も務めたラジ・リ監督に映画「バティモン5 望まれざる者」の見どころを聞いた。
死刑執行後に再審請求が提起された「飯塚事件」 人が人を裁く難しさに立ち向かうドキュメンタリー「正義の行方」
死刑執行後に再審請求が提起された「飯塚事件」 人が人を裁く難しさに立ち向かうドキュメンタリー「正義の行方」 1992年2月20日。福岡県飯塚市で小1の女の子二人が殺害された「飯塚事件」。犯人とされた久間三千年(くま・みちとし)は2008年に死刑執行された。しかし冤罪を訴える再審請求が提起され、事件は続いている。警察官、弁護士、新聞記者の立場から事件に迫る圧巻のドキュメンタリー「正義の行方」。木寺一孝監督に本作の見どころを聞いた。
故郷で出会ったのは「30年前に事故でこの世を去った両親」 山田太一の小説を新解釈で映画化した「異人たち」
故郷で出会ったのは「30年前に事故でこの世を去った両親」 山田太一の小説を新解釈で映画化した「異人たち」 ロンドンのタワマンに暮らす脚本家アダム(アンドリュー・スコット)は作品執筆のため、幼いころ住んでいた郊外の町を訪れる。そこで出会ったのはなんと30年前に事故でこの世を去った父と母だった──。脚本家・山田太一の小説『異人たちとの夏』を新たな解釈で映画化した「異人たち」。脚本も手がけたアンドリュー・ヘイ監督に本作の見どころを聞いた。
チキンを巡って大騒動! 各国映画祭で話題の笑い泣き最高級フレンチ・コメディーアニメ
チキンを巡って大騒動! 各国映画祭で話題の笑い泣き最高級フレンチ・コメディーアニメ フランス郊外の団地。8歳のリンダは母ポレットと二人暮らし。ある日、亡き父が母に贈った指輪をめぐる勘違いから、母はリンダに「なんでもする」と謝る。リンダが頼んだのは、父の思い出の料理パプリカ・チキン。だがチキンが手に入らず──? 世界各国の映画祭で話題のアニメーション「リンダはチキンがたべたい!」。実写制作者のキアラ・マルタさんとアニメーション制作者のセバスチャン・ローデンバックさんに本作の見どころを聞いた。
実在したレスラー一家の“極端に歪められた理想の男性像”から起きた悲劇を描く「アイアンクロー」
実在したレスラー一家の“極端に歪められた理想の男性像”から起きた悲劇を描く「アイアンクロー」 「アイアンクロー=鉄の爪」の必殺技を持つプロレスラーのフリッツ・フォン・エリック(ホルト・マッキャラニー)は、息子のケビン(ザック・エフロン)、デビッド(ハリス・ディキンソン)ら4人全員をレスラーに育てようとするが──。史上最強ながら「呪われた一家」とされた実在する家族の物語「アイアンクロー」。脚本も務めたショーン・ダーキン監督に本作の見どころを聞いた。

この人と一緒に考える

数々の映画祭&賞レースを席巻! 初恋相手との24年間を描く米韓合作ラブストーリー
数々の映画祭&賞レースを席巻! 初恋相手との24年間を描く米韓合作ラブストーリー ソウル出身のノラ(グレタ・リー)は12歳でカナダへ移住した。12年後、彼女はFacebookで初恋の相手ヘソン(ユ・テオ)と繋がる。彼はノラを想い続けていた。それから12年。ニューヨークで夫アーサー(ジョン・マガロ)と暮らすノラはヘソンと対面する──。米アカデミー賞作品賞にもノミネートされた「パスト ライブス/再会」。俳優のユ・テオさんに本作の見どころを聞いた。
韓国の社会問題に根ざした濃密なサスペンススリラー「ビニールハウス」
韓国の社会問題に根ざした濃密なサスペンススリラー「ビニールハウス」 ソウル郊外の農村のビニールハウス。イ・ムンジョン(キム・ソヒョン)は、夫と離婚し、一人そこで暮らしている。10代の一人息子と良い家に住むことを願う彼女は、訪問介護士兼家政婦として視力を失った大学教授と認知症を患う彼の妻の世話を献身的にしていた。が、ある事件が起こり──!? 「ビニールハウス」のイ・ソルヒ監督に本作の見どころを聞いた。
人種も背景も凹凸な登場人物たちがNYのいまを映し出す 驚きと感動とオペラを楽しめる映画「ブルックリンでオペラを」
人種も背景も凹凸な登場人物たちがNYのいまを映し出す 驚きと感動とオペラを楽しめる映画「ブルックリンでオペラを」 ニューヨーク・ブルックリンに暮らすオペラ作曲家のスティーブン(ピーター・ディンクレイジ)は深刻なスランプに陥っていた。妻で精神科医のパトリシア(アン・ハサウェイ)の勧めで外出した彼は、曳船の船長カトリーナ(マリサ・トメイ)に出会い──。ロマコメの名匠が現代に放つ話題作「ブルックリンでオペラを」。脚本も務めたレベッカ・ミラー監督に本作の見どころを聞いた。
「すべての男性が殺したようにも感じる」 フェミサイドの未解決事件をもとにした映画「12日の殺人」
「すべての男性が殺したようにも感じる」 フェミサイドの未解決事件をもとにした映画「12日の殺人」 2016年10月12日の夜、21歳のクララは帰宅途中に何者かにガソリンをかけられ、火を放たれた。捜査官ヨアン(バスティアン・ブイヨン)らの捜査で彼女の奔放な交際歴が明らかになってゆく。だが犯人は見つからずヨアンは次第に事件に取り憑かれていく──。実際の未解決事件をもとにした映画「12日の殺人」。ドミニク・モル監督に本作の見どころを聞いた。
生きるのに大事なものを体現するハンセン病回復者を8年間追ったドキュメンタリー「かづゑ的」
生きるのに大事なものを体現するハンセン病回復者を8年間追ったドキュメンタリー「かづゑ的」 宮崎かづゑさんは10歳で国立ハンセン病療養所・長島愛生園にやってきた。病気の影響で手の指や足を切断し視力もほぼないが、電動カートで買い物に行き、夫の孝行さんのために料理を作り、84歳で著作『長い道』を出版した。生命力溢れるかづゑさんを8年間追ったドキュメンタリー「かづゑ的」。熊谷博子監督に本作の見どころを聞いた。
映画「フィリピンパブ嬢の社会学」 フィリピン人の偽装結婚事情を丁寧に描く
映画「フィリピンパブ嬢の社会学」 フィリピン人の偽装結婚事情を丁寧に描く 大学院生の中島翔太(前田航基)はフィリピンパブを研究対象に選ぶ。そこでフィリピン女性ミカ(一宮レイゼル)に出会った彼は、ミカと付き合いはじめる。だが彼女は偽装結婚で入国し、パブ嬢として働いていた──。中島弘象さんの実体験を綴った原作に魅了された白羽弥仁監督が映画化した「フィリピンパブ嬢の社会学」。原作者の中島さんに本作の見どころを聞いた。

特集special feature

    障害福祉サービス事務所「みらいファーム」の優しい日常を追ったドキュメンタリー「フジヤマコットントン」
    障害福祉サービス事務所「みらいファーム」の優しい日常を追ったドキュメンタリー「フジヤマコットントン」 山梨県にある障害福祉サービス事業所「みらいファーム」。朝のラジオ体操にはじまり、花を育てる人、コットンを織る人などそれぞれの作業をし、みんなでお昼ご飯を食べる。季節が移ろい、彼らに変化が訪れる──。個性豊かな人々の日常を「東京自転車節」の監督が記録したドキュメンタリー「フジヤマコットントン」。青柳拓監督に本作の見どころを聞いた。
    「断らない救急」に密着 社会問題と命を救う難しさに直面する一作「その鼓動に耳をあてよ」
    「断らない救急」に密着 社会問題と命を救う難しさに直面する一作「その鼓動に耳をあてよ」 「名古屋掖済(えきさい)会病院」の救命救急センター(ER)。「断らない救急」をモットーに医師の蜂矢康二たちは自殺を図った人、鼻にドングリを詰まらせた子ども、ホームレスなどを診る。彼らが診るのは背景にある社会的問題でもあった──。東海テレビドキュメンタリー劇場第15弾である「その鼓動に耳をあてよ」。足立拓朗監督に本作の見どころを聞いた。
    孤独を感じていた少女が、他人から想われたことで変わる物語「コット、はじまりの夏」
    孤独を感じていた少女が、他人から想われたことで変わる物語「コット、はじまりの夏」 1981年、アイルランドの田舎町。9歳の寡黙な少女コット(キャサリン・クリンチ)は大家族のなかでも学校でもどこか浮いた存在だ。ある夏休み、コットは遠い親戚であるキンセラ夫婦に預けられることになる。子どものいない夫婦のもとで、ゆっくりと時を過ごすうちにコットに変化が訪れる──。「コット、はじまりの夏」のコルム・バレード監督に本作の見どころを聞いた。
    「100万ドルの夜景」と呼ばれたネオンを完全再現 失われつつある香港を回顧する一作
    「100万ドルの夜景」と呼ばれたネオンを完全再現 失われつつある香港を回顧する一作 メイヒョン(シルヴィア・チャン)はネオン職人だった夫(サイモン・ヤム)に先立たれ、閉鎖したはずの夫の工房を訪ねる。そこには夫の弟子だという青年がいた──。かつて「100万ドルの夜景」と言われながら法改正でその9割が姿を消した香港のネオンへの憧憬と現在を映し出す「燈火(ネオン)は消えず」。脚本も務めたアナスタシア・ツァン監督に本作の見どころを聞いた。
    北朝鮮から脱北のリアルを描く サンダンス映画祭で開催直前までシークレットとされた一作
    北朝鮮から脱北のリアルを描く サンダンス映画祭で開催直前までシークレットとされた一作 韓国で脱北者を支援するキム牧師に、ロ一家を助けてほしいとの連絡が入る。幼い子どもと老人を含む5人は中国の山間部で路頭に迷っていた。一家は無事に脱北できるのか──。脱北者の過酷な旅に密着し、2023年のサンダンス映画祭で開催直前までシークレットとされたドキュメンタリー「ビヨンド・ユートピア 脱北」。マドレーヌ・ギャヴィン監督に本作の見どころを聞いた。
    何にも頼らず生きる女性が「人を愛する」勇気の大切さを教えてくれる最高のラブストーリー
    何にも頼らず生きる女性が「人を愛する」勇気の大切さを教えてくれる最高のラブストーリー ヘルシンキのスーパーで働くアンサ(アルマ・ポウスティ)は理不尽な理由で仕事を失う。工事現場で働くホラッパ(ユッシ・ヴァタネン)は気が滅入る日々を酒でやり過ごしている。二人はバーで出会い惹かれ合うが、不運な偶然からすれ違ってしまい──。アキ・カウリスマキ監督待望の新作となる「枯れ葉」。主演のアルマ・ポウスティさんに本作の見どころを聞いた。
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