古賀茂明「官僚の忖度をやめさせるウルトラC」 菅義偉内閣誕生から2カ月が経った。「雪国から出てきた苦労人」「好物はパンケーキ」など、庶民受けするイメージ作りで、支持する理由上位に「人柄」という項目が入る。官房長官時代、内閣のスキャンダル火消し人だった負のイメージは一掃されたかのようだ。 古賀茂明 11/17 週刊朝日
古賀茂明「菅総理のグリーン宣言の裏に原発」 菅総理が所信表明演説で2050年までに温室効果ガス排出を全体としてゼロにすると宣言した。途上国を含めポストコロナの経済復興はデジタルとグリーンの2本立てというのが世界の常識なのに、菅総理は就任以来、ハンコ撲滅、携帯料金値下げ、デジタル庁創設などデジタル化の話しかできなかった。今回出てきた「グリーン社会実現」の重要性は菅総理の頭には全くなかったようだ。彼は「環境音痴」なのだ。 古賀茂明 11/3 週刊朝日
古賀茂明「菅総理『ナンチャッテ改革』の矛盾」 菅義偉総理は日本学術会議が推薦した新会員候補の一部の任命を見送った。「前例を踏襲して良いのか考えた」と述べ、学問の自由の問題を改革一般論にすり替えて、「改革派菅義偉!」という自己宣伝に利用している。 古賀茂明 10/13 週刊朝日
古賀茂明「小さな改革を大きく見せる菅改革」 菅義偉新内閣は高支持率で上々の滑り出しを見せた。もちろん、背景には安倍政権のレガシー「マスコミ支配」をそのまま継承した菅氏への忖度報道があるが、それだけではないだろう。 10/6 週刊朝日
検察だけでなく、文科事務次官も定年延長「異常な人事」前川喜平 (左から)前川喜平(元文科事務次官 撮影/写真部・加藤夏子)、古賀茂明(元経産官僚 撮影/写真部・掛祥葉子) (左から)安倍前首相、和泉洋人首相補佐官 (c)朝日新聞社 官僚人事を掌握、逆らうものは左遷して霞が関支配を続けてきた菅義偉首相(71)。黒川弘務元東京高検検事長の定年延長、公文書改ざんなどが問題化しても権力でひねりつぶしてきた。元官僚の前川喜平、古賀茂明両氏が菅首相の正体を暴く。 前川喜平古賀茂明 10/2 週刊朝日
河野太郎行革相は次の総裁選で狼煙あげる?「国会議員減らして官僚を増やす」説も (左から)菅義偉首相、河野太郎行政改革担当相 (c)朝日新聞社 (左から)前川喜平(元文科事務次官 撮影/写真部・加藤夏子)、古賀茂明(元経産官僚 撮影/写真部・掛祥葉子) 9月16日に菅義偉内閣が発足。菅政権の官僚人事への介入を危惧する元文科事務次官の前川喜平氏と元経産官僚の古賀茂明氏は、これからの官僚システムに不安を募らせる。 前川喜平古賀茂明 10/2 週刊朝日