藤巻健史

金融業界で「漢字力のなさ」が有名だったという“伝説のディーラー”藤巻健史氏。参院財政金融委員会での麻生太郎財務相とのやりとりについて語る。

安倍晋三首相は女性が活躍できる社会を目指すとし、それを成長戦略の中核に掲げている。しかし、「伝説のディーラー」の異名をとった藤巻健史氏は、米モルガン銀行に勤務した経験からこう指摘する。

民主党政権時代の政策を「ばらまき」と批判していた自民党。政権が変わっても、いまだに残る。「伝説のディーラー」こと藤巻健史氏が批判する。

元モルガン銀行東京支店長で「伝説のディーラー」の異名をとった藤巻健史氏は、我が国の収支のバランスの悪さを見て、税制をめぐる政策に苦言を呈している。

米国では「政府機関の一部閉鎖」が、大きな話題となっている。10月17日までに連邦政府の債務額の上限が引き上げられない場合、米国債が債務不履行（デフォルト）になる恐れもある。こうした状況に、叔母から「米国やドルは大丈夫か？」と問い合わせを受けた、元モルガン銀行東京支店長の藤巻健史氏は、問題ないと言い切る。

10月1日、安倍晋三首相は当初の予定通り来年4月1日から消費税の増税をすると表明した。元モルガン銀行東京支店長の「伝説のディーラー」、藤巻健史氏は増税を支持するものの、使い道には指摘したいことがあるという。

夜が明けてから滑り込んだ。本誌連載でおなじみだった「伝説のトレーダー」こと藤巻健史・元モルガン銀行東京支店長（63）だ。「日本維新の会」の公認で比例区当選。編集部は「残念な結果だったら連載再開も」とひそかに考えていたが、これで「藤巻節」は国会に場を移す。その前に選挙戦を振り返ってもらった。