

古谷ゆう子
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罪を犯した者を弁護する“刑事弁護人”の気持ちをリアルに描く薬丸岳の新作 100超の裁判を傍聴し執筆
AERAで連載中の「この人この本」では、いま読んでおくべき一冊を取り上げ、そこに込めた思いや舞台裏を著者にインタビュー。『刑事弁護人』は、薬丸岳さんの著書。ある日、現役警察官によるホスト殺害事件が起きる。弁護士の持月凜子は、同じ事務所の西大輔と無実を信じ奔走するが、次第に、事件は幼児への性的虐待が引き金となっていたことを知る。キャリア17年目の薬丸さんが初めて女性主人公の視点で描いた作品。シナリオの勉強をしていた薬丸さんは、「映像」としてイメージしたものを文章にすることもあるという。薬丸さんに、同書にかける思いを聞いた。






