スッチー、キャバ嬢、テレビ局社員も 新旧小沢ガールズが玉砕
週刊朝日自民党圧勝で終わった衆院選。小沢一郎氏(70)が打ちたてた日本未来の党もわずか9議席と大敗した。小沢氏とともに離党し、未来から出馬した小沢ガールズたちは、次々と討ち死にした。 主な候補だけでも、野田佳彦首相(55)の地盤に刺客として送られた元フジテレビ職員の三宅雪子氏(47、千葉4区)、元キャバ嬢...
自民党圧勝で終わった衆院選。小沢一郎氏(70)が打ちたてた日本未来の党もわずか9議席と大敗した。小沢氏とともに離党し、未来から出馬した小沢ガールズたちは、次々と討ち死にした。 主な候補だけでも、野田佳彦首相(55)の地盤に刺客として送られた元フジテレビ職員の三宅雪子氏(47、千葉4区)、元キャバ嬢...
政党が乱立し、離合集散した今回の選挙。党から党への“渡り鳥”たちの勝敗は――。 民主党を離れ、日本維新の会の国会議員団幹事長を務める熊本1区の松野頼久氏(52)は、開票開始わずか2分で比例区の当確が報じられた。さすが政界の“酒落者”らしく、ツイードのスーツにシルバーのネクタイ姿ながら、神妙な面持ち...
お父さんはホッと胸をなで下ろしたことだろう。石原慎太郎・日本維新の会代表の三男で、自民元職の宏高氏(48、東京3区)は、民主前職の松原仁氏(56)との大接戦を約2千票差でしのいだ。 この親子に限らず自民党では、大物議員“ジュニア”たちが軒並み圧勝した。 福田康夫元首相の長男の達夫氏(45、群馬4区...
日本維新の会、日本未来の党、みんなの党――なにかと注目を集めた第三極の戦いが、各地で繰り広げられた。世の男性の注目を集めた維新の「色モノ」娘はどうだったのだろうか。 茨城1区では、昨年の「国民的美魔女コンテスト」で決勝に残った4児の母、海老沢由紀氏(38)が話題になったが、結果は惨敗。「出馬までが...
「ちょっと待って」と叫んでももう遅い。有権者の審判は下り、民主党の大物たちは次々と落選した。一方、“鉄板ネタ”で首の皮がつながったのが、広島6区の亀井静香氏(76)だ。2005年の郵政選挙でホリエモンこと堀江貴文氏を制した盤石な地盤を持つ亀井氏だったが、今回の危機感は相当なものだった。「“亀井信者”...
16日に行われた衆議院選挙は、自民党と公明党が合わせて325議席を獲得し、民主党は57議席と惨敗した。ジャーナリストの田原総一朗氏は「これは民主党が第三極に没落したことを意味している」と指摘する。* * * 2009年の総選挙では、自民党は大敗したとはいえ119議席を獲得し、その前の05年総選...
小沢一郎氏(70)=岩手4区=はかつて「小沢王国」とまで言われた、強力な地盤を持っていた。しかしそれも今となっては昔の話のようだ。 岩手県では、選挙戦終盤の14日、日本未来の党の小沢氏が、盛岡近郊の小さな商店街に立っていた。小雪が舞う中、耳を傾けたのは40人前後。「皆さんの気持ちを代弁するのが誰か...
今回の衆院選で台風の目と恐れられた日本維新の会は54議席を獲得したが、党内はギクシャクしている。そもそも、旧維新と旧太陽は合流した直後から、企業・団体献金の禁止や脱原発など政策面での齟齬(そご)が目立っていた。 亀裂が決定的になったのは、候補者の選挙区調整と比例名簿の作成を巡って、旧太陽と旧維新の...
“卒原発”を錦の御旗に日本維新の会の向こうを張った日本未来の党は、62議席が9議席に減るという大惨敗。卒原発カリキュラムの発案者で、サプライズ出馬した飯田哲也代表代行(53)や、山田正彦副代表(70)などの幹部も軒並み落選した。「小沢(一郎・70)さんの協力をいただき、ここまできたことに感謝している...
第三極の中心として大きな期待がかかっていた日本維新の会。しかし、ふたを開けてみれば、54議席と伸び悩んだ。橋下徹代表代行の盟友で、愛媛県知事の中村時広氏は橋下氏へエールを送る。* * * 橋下さんがつくってきた日本維新の会が、このまま政界で埋没してしまうのは、非常にもったいないなと思っています...