「僕はゲイじゃない」自分をごまかし続けた中年男性が選んだ幸せのカタチ
AERAミドルエイジにさしかかり、自らのSOGI(性的指向・性自認)について問い直し、 歩き始める人たちがいる。葛藤や経験を重ねたからこそ開けられた「扉」とは。* * * 男性会社員のタナカさん(43、仮名)にとって、それは大きな決断だった。10歳年下の同性パートナーの手を取り、風光明媚な西日本の街か...
ミドルエイジにさしかかり、自らのSOGI(性的指向・性自認)について問い直し、 歩き始める人たちがいる。葛藤や経験を重ねたからこそ開けられた「扉」とは。* * * 男性会社員のタナカさん(43、仮名)にとって、それは大きな決断だった。10歳年下の同性パートナーの手を取り、風光明媚な西日本の街か...
好きだから一緒になる……と、単純にいかないのが、シニア世代の恋だ。子どもや元の配偶者、果ては孫までと複雑に絡み合う人間関係。揉めないコツはあるのだろうか。* * * 中高年向けの結婚情報サービスを提供する「茜会」の川上喜彦代表は、子どもに対しては焦らず時間をかけて理...
「セクハラと恋愛の境目がわからない」。最近、男性から多く漏れてくる声がある。本来、両者は全くの別モノのはずだが、そのココロを聞いてみると……。* * *「本当はもう一度誘ってみたい。でも、セクハラと言われるのが怖くて躊躇しています」 大手家電メーカーに勤めるサトシさん...
勝間和代さんがバイセクシュアルだと公表した。パートナーの増原裕子さんと、勝間さんの友人、倉田真由美さんが語り合った。* * *倉田真由美(以下、くらたま):裕子さんのいままでの恋愛ってどんな感じだったの?増原裕子(以下、増原):私は10歳で女の子が好きだと気がついたんです。でも男の子で好きな子...
個性派俳優、佐藤二朗さんによる「AERA dot.」の新連載「こんな大人でも大丈夫?」。日々の仕事や生活の中で感じているジローイズムをお届けします。* * * 僕の妻は「耳掘り」が好きだ。 耳を掘らせると大概の機嫌は直る。わりと深刻な夫婦喧嘩をしたとしても、「耳、掘っていいよ」と言うと、パッと...
障害者の性は、タブー視はおろか性欲までも否定されてきた。だが、実情はそうした偏見とはかけ離れている。声なき声を聞いた。 難病の「脊髄性(せきずいせい)筋萎縮症」を患う男性(39)が、性の悩みに直面したのは高校生のとき。24時間寝たきりで、動かせるのは顔の表情と左手の親指だけ。自分でマスターベーショ...
障害者が抱える「性」の現実とは何か。身体障害者の性に関する支援や啓発活動に取り組むNPO「ノアール」(神奈川県)の理事長で、脳性麻痺で重度障害もある熊篠(くましの)慶彦さん(48)は次のように話す。「障害者の性はタブーにすらなってなく、共通の問題として認識されていない。そもそも、障害者は性の悩みを...
結婚したい!と思い続けて、既にアラフォー。おっさん記者が、出会いを求めて街コンイベントに初めて参加してみた。 彼女無し歴?年の独身おっさん記者は、結婚願望はあっても、最近ではもっぱら出会いすらもない。そんな時、編集部に「大型恋活イベントが開催!」というリリースが届き、企画会議で「独身男性の誰か参...
“恋人つなぎ”の不倫写真がスクープされたのに「一線は越えていない」だと? 週刊誌や写真誌に「証拠」を撮られた政治家やタレントは、それで「不倫ではない」と言い逃れるつもりだったのだろうが、それは甘い。深い関係になっていなければ、そんな親密な距離感にはならないはず! 実際に街に出て、手つなぎしているカ...
芸能人の犯罪や、大きな事件があるたびに話題となる裁判傍聴。最近では松居一代さんが離婚裁判に進展する可能性も報じられ、ネット上で「傍聴したい」などのつぶやきが上がっている。 芸能人の裁判は確かに興味深いものがあるが、裁判傍聴の醍醐味は、名もない市井の人々の隠れたドラマを垣間見るところにある。裁判傍聴...