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徳川家のリアル
徳川家のリアル 日本史を代表する武将であり政治家でもある徳川家康。大河ドラマ「どうする家康」の展開も話題になっているが、その家康を中心にした「徳川家」のリアルに迫る。
戦国大名家のトップ・今川家を手本とした家康 懸川城攻略に拘らなかった理由も気心故か
戦国大名家のトップ・今川家を手本とした家康 懸川城攻略に拘らなかった理由も気心故か 徳川家康にとって今川家の存在はどのような意味を持ったのか。歴史学者・黒田基樹氏は新著『徳川家康と今川氏真』(朝日新聞出版)で、氏真こそ、家康に最も影響を与えた人物であろうと考える。同著から一部抜粋、再編集し紹介する。
徳川家康と今川氏真の深い交流 両家を結びつけ、今川家存続の鍵を握った貞春尼の最期
徳川家康と今川氏真の深い交流 両家を結びつけ、今川家存続の鍵を握った貞春尼の最期 歴史学者・黒田基樹氏は新著『徳川家康と今川氏真』(朝日新聞出版)で、徳川家康に最も影響を与えた人物であろう今川氏真と考える。加えて、天正七年に家康の三男徳川秀忠が誕生すると、その女性家老(「上臈」)にして後見役に、氏真の妹・貞春尼が任じられたという事実を記した。同著から一部抜粋、再編集し、晩年の氏真の動きと、貞春尼のエピソードを紹介する。
今川家はなぜ家格を維持していけたのか 嫡流家が「高家」とされるまでの足跡を追う
今川家はなぜ家格を維持していけたのか 嫡流家が「高家」とされるまでの足跡を追う 歴史学者・黒田基樹氏は新著『徳川家康と今川氏真』(朝日新聞出版)で、徳川家康に最も影響を与えた人物であろう今川氏真と、氏真以降の今川家がどのような繁栄を遂げたのかを仔細に記している。同著から一部抜粋、再編集し、今川家嫡流家の足跡を紹介する。
徳川家で重要視された今川家の女性家老・貞春尼は新たな家臣の取り立てにも関わった
徳川家で重要視された今川家の女性家老・貞春尼は新たな家臣の取り立てにも関わった 徳川家康に最も影響を与えた人物は誰だろう。今川氏真であったと考えるのは、日本中世史の歴史学者・黒田基樹氏だ。二人の交流は何と、氏真が死去するまで、およそ六〇年以上におよんでいた。さらにこれまで知られていなかったのが、天正七年に家康の三男徳川秀忠が誕生すると、その女性家老(「上臈」)にして後見役に、氏真の妹・貞春尼が任じられたという事実である。黒田氏の新著『徳川家康と今川氏真』(朝日新聞出版)から一部抜粋、再編集し、紹介する。
2023年「秋の京都」は紅葉と徳川家康ゆかりの地を楽しむ二刀流がおすすめ
2023年「秋の京都」は紅葉と徳川家康ゆかりの地を楽しむ二刀流がおすすめ この夏は、戦国時代が熱かった。「本能寺の変」で岡田准一演じる織田信長が姿を消し、「小牧・長久手の戦い」では、松本潤演じる徳川家康とムロツヨシ演じる豊臣秀吉が直接対決。言うまでもなく、NHK大河ドラマ「どうする家康」のことだ。
徳川秀忠の養育にあたった「大姥局」の存在 今明かされる、今川家の存在感
徳川秀忠の養育にあたった「大姥局」の存在 今明かされる、今川家の存在感 これまで徳川家康は今川家に対して否定的と考えられてきたが、認識をあらためるべきと説くのは、歴史学者・黒田基樹氏だ。家康と武田信玄による侵攻を受けて領国を失い、戦国大名としては没落した今川氏真。かつての主従の立場は逆転するものの、二人は和睦を結び再び交流を続けていた。さらに驚くべきは、今川氏真の妹・貞春尼が、徳川秀忠の女性家老(「上臈」)にして後見役だったという新事実である。貞春尼は徳川家の家政の運営において、極めて重要な立場にあったという。新著『徳川家康と今川氏真』から一部抜粋、再編集し、紹介する。
徳川秀忠の養育係抜てきの貞春尼は「家康が今川家の存在を頼りにしていた証」だった
徳川秀忠の養育係抜てきの貞春尼は「家康が今川家の存在を頼りにしていた証」だった 徳川家康が少年期に今川家で「人質」として過ごし、酷い仕打ちを受けたかのような言説のため、今川氏真との抗争に勝利した後、今川家との関わりはなかったかのように誤解されている。しかし「家康の人生において、今川氏真・貞春尼きょうだいの与えた影響は大きかった」と歴史学者・黒田基樹氏は説く。今回、氏真の妹・貞春尼が徳川秀忠の女性家老(「上臈」)にして後見役であったという、新たな事実が確認された。黒田氏の新著『徳川家康と今川氏真』(朝日新聞出版)から一部抜粋、再編集し、紹介する。
かつての抗争相手の妹を徳川秀忠の「育ての親」に 家康は今川家を頼りにしていたのか
かつての抗争相手の妹を徳川秀忠の「育ての親」に 家康は今川家を頼りにしていたのか 一〇年近く抗争を繰り返し、三河統一後は、以前の主従関係が入れ替わった徳川家康と今川氏真。一般的に、家康は今川家に対して否定的だと考えられてきた。ところが新たに分かったのは、家康が氏真の妹・貞春尼を女性家老に任命していたという事実。二人の関係性について、これまでの認識を大きくあらためなければならない、と説くのは歴史学者・黒田基樹氏だ。黒田氏の著書『徳川家康と今川氏真』(朝日新聞出版)から一部抜粋、再編集し、紹介する。
「最強の城」2位は江戸城、1位は? 駅近な城、城郭が多い都道府県…近世城郭“何でも”ランキング!
「最強の城」2位は江戸城、1位は? 駅近な城、城郭が多い都道府県…近世城郭“何でも”ランキング! 「どの城が一番なのか?」。城ファンが集まると話題がつきないテーマの一つである。週刊朝日ムック『歴史道 Vol. 26 江戸三百藩の名城大図鑑』では、近世城郭“何でもランキング”を掲載。ここでは、普請、作事、立地、戦略、権威の5つの指標から分析した「最強の城」や、「標高が高い城」「駅近な城」「近世城郭が多い都道府県」のランキングを紹介する。
徳川家臣団「忠臣」ランキング! 秀吉からの恩恵を“拒絶”してまで徳川家への奉公を貫いた武将
徳川家臣団「忠臣」ランキング! 秀吉からの恩恵を“拒絶”してまで徳川家への奉公を貫いた武将 徳川家康は、関白秀吉に「私は殿下のように名物の茶器や名刀は持たないが、命を賭して仕えてくれる五百ほどの家臣が宝」と、控えめに誇ったという。週刊朝日ムック『歴史道 Vol.25 真説!徳川家康伝』では、徳川家を支えた忠臣、猛将、智将などを、歴史学者の小和田泰経氏が採点。各武将の生き様と能力を解説している。今回は、「忠臣」で採点した。1位の天野康景は先日報じたが、「犬のように忠節」と称賛された徳川の家臣たちの中で2位と3位に選ばれたのは――。
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